EOS10D日記その22

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2008.1.21 Rosher-Kino-Portrait追跡(3)

EMSでスウェーデンから送られた荷物はスウェーデンの郵便局のWebでしか追跡できず、日本郵便Webでは見えませんでした。日本に到着したので、そろそろ日本郵便のWebでも追跡できるのではないかと思い試したところ、予想通り追跡できました。どうやら日本郵便の東京国際支店に届いた時点でWebに登録されるようです。既に通関が終わり東京国際支店を出たようです。通関は半日ほどで終わっていますので、なかなか迅速です。


2008.1.20 Rosher-Kino-Portrait追跡(2)

スウェーデンで発送されてから6日目で成田の税関に入りました。スウェーデンの郵便局のWebの追跡サービスで見られます。eBayのShipping and handling via Standard Int'l Flat Rate Shipping: US $38.00 というのを使っており、梱包料と送料合わせて世界一律$38のようです。私はこれしか払っていませんので、もしこれより高い便で送っ たらeBay出展者の持ち出しになるのだと思います。0.7Kgの荷物ですので、この送料でこのスピードならまずまずじゃないかと思います。


2008.1.19 欲しいレンズ21 Helios-53 2.5/20cm

Helios-40 1.5/85mmの成績が大変優秀でしたので、もう一本Heliosが欲しいなぁと思ったのですが、Helios-53 2.5/20cmというのがあるようです。値段はそんなに高くありません。

ただ、問題は私が20cmあたりの焦点距離のレンズをあまり使わないことです。これよりちょっと短めのKodak Aero Ektar 2.5/178mm ですら焦点距離が長すぎるし、重くて携帯に不便なので全然使っていません。ですので、そちらを使うのが先ですね。ということで、欲しいレンズというよりは、一度見てみたいレンズということになります。


2008.1.18 Rosher-Kino-Portrait追跡

eBayで落札したAstro Rosher-Kino-PortraitをeBayのStandard Int'l Flat Rate Shippingというので送ってもらっています。伝票番号は送ってきたのですが、どこの運送業者を使ったか書いてありません。番号を見た感じではEMS(国際スピード郵便)だと思われますのでスエーデンの郵便局であると思われるposten.seで追跡してみたところ、見つかりました。既にスウェーデンから出ています。スウェーデンを出てから既に一日以上たつので、そろそろ成田に着くころではないかと思います。

日本郵便の追跡サービスには"外国からのEMS及び国際航空小包(試験接続中)も追跡できます"と書いてあるのですが、 ”お問い合わせ番号が見つかりません。”と出てきます。このへんの仕組みは非常に複雑のようです。この前ドイツから送ってもらったときには、ドイツの郵便局から一旦DHLに渡って、日本で再度郵便局に渡るというような仕組みでした。ドイツを出た後は違う番号が付くが、その番号は分からないので、辛抱強く待てという回答だったですね。今回も辛抱強く待ちます。

一見非効率に見えますが、結局どこの国でも全国津々浦々まで配達できるのは郵便局しかないんでしょうね。


2008.1.17 欲しいレンズ20 Ernostar 1.8/24cm

Ermanoxにはいろいろなフィルムサイズがあったようです。6.5x9cm, 9x12cm, 10x15cm, 13x18cm。このErnostar 1.8/24cmは13x18cm用のレンズだったそうです。13x18cmというと、だいたい5x7inchです。これでF1.8というのは驚きですね。重量は8kgほど。販売台数は極端に少なかったものと思われます。これは、まあ、欲しいというよりは、見てみたいだけです。


2008.1.16 Rosher-Kino-Portrait/Tempest

映画Tempest(1928年)の解説に、Rosher-Kino-Portraitレンズについての記載があります。
http://www.bittorrent.com/users/image/torrent/Tempest/73f0c2ab-07e9-11dc-8202-00eaf3d23b03

英語ですので、ちょっとだけ翻訳させていただきます。

”Tempestの芸術的価値はJohn Barrymoreの演技と、Charles Rosher監督の映画撮影術にある。 Rosher Kino Portrait レンズは46歳のBarrymoreをスクリーン上で20歳以上若返らせている。” (Hal Erickson, All Movie Guide)

つまり、Charles Rosher監督がAstroに特注した映画用ポートレートレンズがRosher-Kino-Portraitだということのようです。20歳は若返る魔法のレンズです。


2008.1.15 DeBrie Super Parvo camera

DeBrie Super Parvo cameraを検索してみたら次のようなサイトが見つかりました。Parvoは無声映画時代の代表的なカメラのようです。Super Parvoはそれより新しいようです。

英語のサイトはこちら。1921年発売のSuper Parvoの写真が出ています。レンズについては何も書いていないようです。
http://www.cinematographers.nl/CAMERAS1.htm#debrie

多摩美術大学のサイトにParvo Kというカメラの記載があり、レンズはTAILOR-HOBSON COOKE CINEMA LENS 47mm f/2.5がついていたようです。但し、多摩美術大学のトップページからどうやってたどるのかは分かりません。
http://db.tamabi.ac.jp/FMPro?-db=eigakizai.fp5&-format=cinema%2Fdetail.html&-lay=layout1&-sortfield=no&-max=10&-recid=43&-findall=


2008.1.14 Astro Berlin 75mm/2,3 Rosher-Kino-Portrait

以前から探していたAstro Rosher-Kino-Portraitを中将姫光学さんにeBayで見つけてもらいました。http://www.exaklaus.de/astro.htmを見ると、このレンズには100mm/2.3と75mm/2.3があるようです。100mmは日本にも何人か作例を発表している方がおられます。しかし、75mmというのは、今まで見たことも聞いたこともありません。スウェーデンからの出品でして、これから送ってもらいます。到着が楽しみです。

商品説明には次のように書いてあります。
Astro Berlin 75mm/2,3 Rosher-Kino-Portrait ,lens for DeBrie Super Parvo camera with two rear elements marked 1 and 2.Good used condition.

DeBrie Super Parvo cameraというのは昔の映画用のカメラのようです。
with two rear elements marked 1 and 2というのは何だか分かりません。ソフト量調整用でしょうか? でもリヤに入れるとは不思議です。
Good used condition.変な真鍮のマウントに入っていますので、改造の難易度は不明です。75mmなのでバックフォーカスが足りないということはないと思うのですが。


2008.1.13 ローマの休日に出てくるスピグラ

aufさんからローマの休日に出てくるスピグラについて教えて頂きました。掲示板から転記します。

”ローマの休日に出てくるスピグラは「ペースメーカー」の前期型らしいです.私が持っているのは後期型でレンジファインダーが縦か横かですぐわかります.後期になるとピントグラスにフレネルもつくのでもし購入される場合は後期がおすすめです.レンズはたぶんKodak Ektar 127mm F4.7ではないかと.私のはウォーレンサックのOptar 135mmがついてました."


2008.1.12 PCMCIAスロットの使い方(2)

2007.11.30の日記に"PCMCIAスロットの使い方"といういうのを書いた時、カードバスのCFアダプタをゆっくり挿せばOKだと思ったのですが、これはやはりダメでした。かなり頻繁にWindows Viataがクラッシュします。そこで対策を考えました。アダプタにCFを挿した後、PCMCIAに挿すとクラッシュするのですが、CFを挿さないアダプタを先にPCMCIAに挿して、後でCFカードをさせばクラッシュしません。今まで数回やりましたが、今のところクラッシュしていません。もし同様の問題でお悩みの方は試してみてください。多分VAIOのノートでVWindows Vistaだけの現象だとは思いますが。


2008.1.11 国旗の紋章

紋章を見ていて思い出しました。国旗に紋章が入っている国がありますね。たとえば、クロアチアスロバキアなどです。クロアチアはサッカーのユニフォームがこの模様だったのが印象に残っています。

ところで、クロアチア人の友達と話していた時、クロアチアがどこにあるのか分からなくて困ったことがあります。これではちょっと恥ずかしいですね。日本がどこにあるのか知らないアメリカ人がいるというのを聞いて驚いたことがありますが、似たようなものですね。だって学校で習った時にはユーゴスラビアしかなかったんだもん、という言い訳はできないですね。反省。


2008.1.10 ローマの休日のアン王女の国

ローマの休日のアン王女の国の名前は具体的には出てきません。映画の中では a young member of Europ's oldest ruling families と紹介されていますので、ハプスブルグ家には違いないと思います。アン王女が行方不明になったので、母国から秘密警察が派遣されるのですが、その飛行機に紋章がついています。この紋章が分かれば解決なのですが、これが良く分かりません。多分適当に作ったんじゃないかと思います。紋章は色に重要な意味があるそうですので、白黒映画だとナゾカケみたいになるのかもしれません。紋章に関してはリニシェ・カッツェに分かりやすい解説があります。類似の紋章を探すと、【トランシルヴァニア女公】【オーストリア女大公】マリア・テレジア(在位1740−80)や【ハンガリー王国】女王マーリア(在位1382−95)などがあります。トランスヴァニア公国はハンガリーの南東部にありますので、オーストリアかハンガリーあたりのハプスブルグ家支配地域の国といった感じでしょう。 

ヨーロッパには個人の紋章があるのでややこしいですね。婚姻関係とか支配地域が増えると、紋章がどんどん複雑化します。日本だと葵の御紋とか菊の御紋とかに相当するのかもしれません。

もちろん、ナゾカケはマイフェアレディーでも続きます。イライザはトランシルバニア女王の舞踏会でトランシルバニア皇太子と踊り、ハンガリー人の通訳はイライザをハンガリーの王族だと勘違いします。はたしてこれがナゾカケの答えなのでしょうか。

この件、私は素人ですのでWebで探してみたのですが、回答が見つかりませんでした。この件について詳しい方がおられたら、是非教えて下さい。


2008.1.9 ローマの休日の予告編の中のAstroのレンズ

カメラの登場する映画として”ローマの休日”があります。DVDを見たところ、本編に登場するのは、スピグラのような蛇腹カメラと、オイルライター型のスパイカメラです。どちらも機種やレンズまでは特定できないのが残念です。

ところが、DVDにおまけでついている予告編に特報というのがあって、ここに映画用のレンズがアップで登場します。レンズの前面が画面一杯になったとき、不明瞭ながら刻印が読めることに気づきました。実際このレンズが撮影に使われたのかは分かりませんが、映画会社が所有していたのは間違いありません。刻印は次のように読めます。

AST?? ???????? Berlin No 6?40 PAN TACHAR F:2.3 150mm U.S. Pat. Jan ?.2?

うちのTacharは、
ASTRO G,m.b.H. Berlin No 6141CONTRAST TACHAR F:2.3 150 mm U.S. Pat. Jun 9.25

ですので、非常に良く似ています。何となくうれしくなったのでした。

しかし、それにしてもWin DVD8 for VAIOもWindows Media Player 11もまともにコマ送りができないのは誠に困ったものです。Win DVDにはコマ送りボタンがあるのですが、ちっともうまく動きません。1コマ前にもどそうとすると10コマくらい進みます。いつまでたっても必要なコマに到達できないのでした。DVDの早送りやコマ送りはやっぱりDVDプレーヤーの方がいいですね。


2008.1.8 自転車修理

自転車がだいぶ痛んできたので、先日自転車屋さんに見てもらったところ、次のような結果となりました。
・ブレーキパッド磨耗。交換。
・チェーン磨耗。交換。
・前ギア磨耗。2枚目のギヤが抜けるのはチェーンのせいだと思っていたら、ギヤも磨耗していました。一枚だけの交換はできないので、前ギヤ一式交換すると結構高価です。とりあえず交換せず様子見。チェーンが錆びたまま乗っていると、前ギアの磨耗が激しいとのこと。
・ペダルが滑る。交換。ペダルに貼ってるゴムが磨耗していたので、スパイク付の滑りにくいペダルに交換。
・後輪スポーク折れ。たった一本のスポーク交換が結構高価だったので、とりあえずそのまま。後輪を全部交換するか、新しい自転車を買った方がよさそうです。

チェーン交換の効果は絶大で、キコキコいいながら走っていた自転車がスムーズに走るようになりました。


2008.1.7 欲しいレンズ19 Cooke Technicolor 2/75

Cooke Anastigmat for Technicolor 2/75mmは以前から気になっているレンズですが、いくつかの理由で買えないでいます。まずSpeed Panchroと同じスペックなのに、Speed Panchroよりだいぶ値段が高い。とても良く写りそうであるが、面白みに欠けるような気がする。既に同じスペックのSpeed Panchro 2/75を持っているが、それほど使っていない。Technicolor 2/35mmは初期の逆望遠レンズで歴史的に意味があるので優先して買ったが、イメージサークルが小さくて使っていない。買わない理由がたくさんあるレンズですが、それでも気になります。


2008.1.6 がんばれベアーズ

前から見てみたかった”がんばれベアーズ”をやっと見ました。ストーリーはだいたい予想の範囲内だったのですが、小学生の行動に驚きました。バイクに乗るは、タバコは吸うは、タバコのポイ捨てはするは、酒は飲むは、賭け事はするは。1976年という設定です。当時の小学生が実際どうだったかはともかく、わずか30年前にこんな映画が公開できたことに驚きました。


2008.1.5 テレ朝の「地球危機2008」

テレ朝の”地球危機2008”という番組が4時間にわたって、”不都合な真実”と似た視点から地球温暖化の問題を取り上げていました。世界各地の取材をしており、なかなかいい番組でした。他局ももっと報道すべき問題ですね。

我々が起こした大きな問題であることは間違いないが、我々の手で解決できるし、民主主義や自由経済に反するものではない、というような論調でした。


2008.1.4 不都合な真実

元アメリカ副大統領のアル・ゴア氏の地球温暖化に関するスライド公演を映画化した”不都合な真実”のDVDを借りてきて見ました。いろいろな観測データが異常な地球温暖化を示しており、人類の危機である。そしてこれは我々の努力によって解決可能である。というような内容です。なかなか面白かったです。


2008.1.3 オーロラ

実際にオーロラを見たことがないので、写真やテレビ映像を見ても何だかよく分かりませんでした。World Wide Panoramaの"Best of 2007"に掲載されているWitek Kaszkin氏が撮影したオーロラのQTVRパノラマを見ると、オーロラの様子がよく分かります。寒い中、北極圏までオーロラを見に行くのはなかなか難しいので、オーロラの雰囲気が分かるQTVRは助かります。Open Fullscreenボタンを押せば、パソコンの画面全体で見ることができます。マウスをグリグリすれば上下左右360度を見ることができます。


2008.1.2 Google Earth

最新版のGoogle Earthをダウンロードしてみました。私の360度パノラマ写真もGoogle Earthの中にいくつか掲載されています。World Wide PanoramaへQTVRパノラマを投稿すると、以前は自動的にGoogle Earthに掲載されたようです。ただし、2006年12月以降のものは掲載されておらず、中止になってしまったのかもしれません。作業の遅れだといいのですが。

現在のバージョンのGoogle Earth(4.2.0205.5730 built on Nov 13 2007)では次のようにしてQTVRパノラマへのリンクを表示することができます。

左下のレイヤーウインドウにて、
・プライマリーデータベース
 ・ギャラリー
  v Google Earth コミュニティー
   v コミュニティー ショーケース
    v 世界のパノラマ

私の緯度経度の指定があまり正確ではありませんので、Google Earthで探すのは難しく、私の360度パノラマ写真の中のGoogle Mapのリンクで場所を探すほうがいいようです。


2008.1.1 2008年の年賀状

あけましておめでとうございます。

2008年のうちの年賀状には複数の絵柄があります。最初5種類くらいサンプルを作って家族に見せたところ、人によって希望が異なり、結局一種類には絞りきれませんでした。そのうちの2種類を掲載します。

本年も、ksmt.comを何卒よろしくお願い致します。




2007.12.31 欲しいレンズ18 Angenieux

アンジェニューのレンズは前から欲しかったのですが、結局今まで縁がありません。レンズの歴史という面からいうと、2.5/35mmを買うべきなのかもしれませんが、1.8/90mmなどの中望遠も魅力的で、目移りして決まりません。それと、アンジェニューと同じフランス製のKinoptik Apochromat 2/100mmを買ったのに、あまり使っていないというのもあります。これらは戦後に作られた高級レンズですので、(多分)よく写りすぎるのではないか、というのもあります。などと考えているうちに、じりじりと値上がりしているようです。


2007.12.30 欲しいレンズ17 Planar No.4 7.5cm F3.6またはNo.5 10cm F3.6

いつもお世話になっている寺崎さんの”小西本店六櫻社鏡玉と暗箱”を見ると、Zeiss Anastigmat Iaプラナー には1番2cm F3.6から19番84cm F6まで19本あります。このうち1番から5番までが均斎式と書いてあります。私が持っているのは9番11cm F3.6であり、半均斎式と呼ばれるようです。均斎式で一眼レフで使えそうなのは4番7.5cm F3.6または5番10cm F3.6なので、これらが欲しいわけです。ただし、これらのレンズをまだ見たことはありません。

既に持っている9番の製造番号は36606で1899年(明治32年)製造だと思われます。できればこれより若い製造番号のものがいいのですが、はたして何本作られたのかは不明です。残念ながらツアイスの製造番号表にはプラナーはほとんど記録されていません。


2007.12.29 欲しいレンズ16 Opic 3 inch または 4¼ inch

Taylor Hobson Series "O" Opic 5½ inch F2は大変気に入っています。パウル・ルドルフが1896頃に開発した初期のダブルガウス型のレンズであるプラナーは、あまりたくさん製造されないまま一旦忘れられてしまいます。明るさはF3.6からF6とあまり明るくないのにレンズは6枚必要なので、レンズが4枚で済むテッサーや3枚のトリプレットよりコスト高だったせいかもしれません。ようやく1920年になって、テーラーホブソンのリーがF2まで明るくすることに成功しSeries "O"あるいはOpicと呼ばれるレンズを開発します。この影響を受けてダブルガウス型が見直されることになり、この後シュナイダーのトロニエがクセノンF2を、ツアイスのメルテがビオターを開発します。ですのでOpicは歴史的に重要なレンズです。

ただし、Opicの3年後に出たエルノスターF2の方が人気が高く、Opic自体は商業的には成功せず、製造本数は少ないようです。今までカメラ屋やWebで見たことがあるのは、わずか2本です。どういうわけか両方5½ inchです。Camera Eccentricにある1930年代のカタログを見ると、1 3/8, 2, 3, 4¼, 5½ inch があったようです。このうち一眼レフで使えそうなのは、 3, 4¼, 5½ inch の3本なので、 3 inch または 4¼ inchが欲しいわけです。

この後、リー自身が1931年に設計したF2スピードパンクロがハリウッドの映画で使われたり、1933年にライツのベレークがF2ズマールを設計したりして、ダブルガウス型のレンズは徐々に一般的になります。戦後日本のメーカーが世界を独占した一眼レフ用大口径標準レンズはすべてダブルガウス型となります。


2007.12.28 PDF変換ソフト

前のVAIOにはAcrobat ElementsがバンドルされていたのでPDF作成で困らなかったのですが、今度のVAIOにはどうやらバンドルされていないようですので、フリーソフトを探してみました。たくさんあって、どれも優秀のようですが、今回はPrimoPDFというものにしてみました。Excelのファイルを変換してみたところ、とりあえずうまく動いています。ちょっと驚いたのは、既に存在するPDFファイル名を出力に指定すると、上書きするのではなく、後ろにページを追加することです。Excelの内容を変えても最初のページが変わらないので、ちょっと驚きました。まあ、分かれば便利なんですけど。


2007.12.27 アラビヤのロレンスのレンズ(映画)

アラビアのロレンスの映画をやっと見ました。一般には非常に評価の高い映画ですが、本(”アラビアのロレンスを求めて”、牟田口義郎著、中公新書刊)を読んだ後で見るのはまずいです。ロレンスはアカバ攻撃を計画しておらず、戦闘の指揮もしておらず、ただアウダに同行しただけなどということを読んだ後では素直には映画を見られないですね。確かに砂漠での撮影は大変だったと思いますが、ストーリーの方が気になって、映像を楽しめません。


2007.12.26 ジョージ・イーストマン

”陽のあたる場所”という映画を見ていたら、主人公がイーストマン社の社長の甥の”ジョージ・イーストマン”というので、ひょっとしてコダックの社長の話かと思ったのですが、全然違いました。イーストマン社は水着屋さんでした。”ジョージ・イーストマン”でググルと同名の俳優さんもいるようで、わりと一般的な名前なのかもしれません。若き日のエリザベス・テーラーのアップの絵は、ソフトフォーカスっぽくて良かったです。1951年の白黒作品ですが、撮影に使われたカメラやレンズが何かは分かりません。何分にも暗い殺人事件がテーマなので、途中で気分が悪くなり早送りしてしまいました。どうもこういうのは苦手です。


2007.12.25 レンタルサーバお試し終了

月250円で1GBと安いブロックグループをお試しで使ってみたところ、大きな問題はなさそうなので契約しました。ちょっと遅いですが、安定している感じです。支払い方法は、クレジットカードまたはスマートピットでポイントを1,000円分から3,100円分先に購入し、毎月このポイントが引き落とされる仕組みです。ポイントが不足すると、またポイントを買います。税込み3,150円払って3,100ポイント購入したので、ほぼ一年分です。当面のディスク容量の問題は解消されました。


2007.12.24 メリークリスマス


メリークリスマス 新宿 レンズ:Enna Werk Munchen Ennalyt 1:1.5 f=85mm、 絞りF=1.5、 カメラEOS 5D


2007.12.23 サウンド・オブ・ミュージック

マイ・フェア・レディーのブロードウェイでの舞台の初演では、ジュリー・アンドリュースが主演だったが、一般的な知名度が低かったので、映画ではオードリー・ヘップバーンに主役を奪われたらしい。ジュリー・アンドリュースといえば、サウンド・オブ・ミュージックですが、この有名な映画を見たことがなかったので、DVDを借りてきて見ました。1938年のナチスによる独墺合邦を時代背景とした、反ナチスでオーストリア愛国者のスイスへの逃亡というストーリーのウェイトがかなり高かったので、ちょっと驚きました。この時代のオーストリアの歴史を勉強するのも面白そうですね。

この件をWebで調べていたら、ウィキペディアの”ジュリー・アンドリュース”の項に次のような記載を見つけました。これは、知らなかった。

”日本の歌手沢田研二は、ジュリー・アンドリュースの大ファンだったことから「ジュリー」という愛称が付いた。”


2007.12.22 電気剃刀

ここ10年ほどフィリップスの電気剃刀を愛用しています。回転式の刃が3個ついているやつです。かなり古くなって、充電池はとっくの昔に寿命を終え、電源コードをつないで使っていたのですが、それでも動かなくなってしまいました。そこで、新しいものを買いました。フィリップスのHQ8140です。比較的安い機種ですが、性能的には大幅に改善されており、満足の行くものです。まず、以前は1ローターに刃が1枚だったのですが、今度のは3枚(3トラック)なので速く剃れます。3ローターで合計9枚。トラック毎に穴の形状が違うので、くせひげにも強くなっています。次に、音が静かになっています。前のがうるさすぎたのですが、今度のはカラカラと軽快な音で、本当に静かです。何といっても、髭剃り時間が大幅に短縮できるので助かります。


2007.12.21 Euryplanの意味

掲示板でレンズの名前に関する話が出ましたので転記します。掲示板はしばらくすると消えてしまいますので。

タイトル:カラープラン(ライツのプロジェクターレンズの名前)

中将姫光学:
ところで「○×プラン」という名前のレンズがたまにあります。といっても「プリモプラン」「トリオプラン」とマイヤーのレンズしか思い出せませんが、この「プラン」という名称は、何か深い意味があるのでしょうか。

ksmt:
「○×プラン」はHugo Meyerの名前だと思っていたので、ライツのレンズについているのは意外でした。意味は分かりません。

auf:
顕微鏡レンズでPlanというと像面が平坦に設計されている,つまり像面湾曲の小さなタイプを指します.撮影用レンズも同じじゃないです
かね.「Planar」の名前はPlanから出たんだと思ってました.

ksmt:
私もその線だと思います。xx_planとプランで終わる名前はシュルツ・アンド・ビラーベック社のアーバイトが1903年に特許を取りHugo Meyerも販売していたEuryplanが最初だと思っていたのですが、別に名前の最後でなくともいいのなら、プラナーや1866年のAplanatな どがありますね。

中将姫光学: 
なるほど、昔のレンズの名前は設計者などがその特徴に思いを込めたネーミングをするので、意味が分かるととても興味深いです。しかし、ksmtさんがEuryplanとか書くから、今度はEuryとはどういう意味なのか気になり始めてしまいました。Eurythmicsとか昔聴いたので…。

ksmt:
Euryを辞書で引くとEurydice(エウリュデュケ、Orpheusの妻)というのがあります。Orpheus(オルフェウス)を辞書で引くと、ギリシャ神話で無生物をも感動させたという竪琴の名手と書いてあります。これじゃ関係があるのかどうか分かりませんね。

Euryに関して、カメラ名の語源散歩”(新見嘉兵衛著、写真工業出版社刊)”には次のように記載されていましたので、引用します。

” 広いという意味ではギリシャ語にEurysという語がある。昔、この語を冠するレンズが2,3見られたが、特に広角レンズというわけではない。 (Euryscopオイリスコープ、フォクトレンダー; Eurygrapheウーリグラフ、Berthiotベルチオ社、Paris)”

広角という意味のようですので、Euryplanは広角で平坦なレンズという意味だと思われます。


2007.12.20 映画用フィルム

最近映画用のレンズを一眼レフで使うことが多いのですが、バックフォーカスの関係で一眼レフ用に改造できるレンズは限定されます。プリズムを使っているテクニカラーカメラ用のレトロフォーカスレンズを除けば、焦点距離の短いレンズは全滅で、75mm以上というのが常識的な線です。映画用のフィルムのことを何も知らないのはちょっとまずいので、調べてみました。

MJ Cameraのホームページに”ムービーフィルム入門講座”というのがあり、大変分かりやすく解説されています。いろいろな規格があり、なかなか複雑なことをやっているようです。家庭用の映写機とは違い、映画館だけでの上映ですので、規格を統一する必要はそれほどなかったと思われます。映画館には映写機が一台だけ据え付けてあるものだと思っていたのですが、どうやら違うようですね。結構大変そうです。


2007.12.19 マイ・フェア・レディ(2)

Kinoplasmatさんのブログ(浸透鏡玉)と映画マイ・フェア・レディ見直してみて、やっと納得できました。当時のロンドンの貴族はメイフェアと発音するが、平民はなまりがひどくて、マイフェアとしか発音できない。The rain in spain stays mainly in the plainをザ ライン イン スパイン スタイズ マインリー イン ザ プラインとしか言えない。貧乏花売りのイライザが、貴族の息子で言語学者のヒギンズ教授のメイフェア の家に4ヶ月泊り込みで特訓して、やっと"A"の発音ができるようになった。というような話ですので、つまりマイフェアレディとは貴族の町メイフェアに住 むが、なまりがひどくてマイフェアとしか言えない平民という意味なのですね。映画の内容を的確に表したタイトルで大いに納得。


2007.12.18 Astro Kinoの作例

今まで発見できなかったASTRO KINOの作例ですが、"astro kino portrait"というキーワードを入れてGoogleで検索すると数件出てくることに気づきました。Rosher-Kino-Portrait 100/2.3という名前のようです。予想通り重くてすばらしいレンズのようです。


2007.12.17 第二回ksmt.comレンズ人気ランキング

ksmt.comのトップページの作例にどのレンズを何回使ったか数えてみました。3ヵ月とどう変わったのでしょうか?

25 Meyer Kino Plasmat 1.5/90

21 Dallmeyer Speed 1.5/75
21 Ernemann Ernostar 2/100

18 Zeiss Planar 3.6/110

13 Cooke Opic 2/140

12 Meyer Kino Plasmat 2/90

11 Ernemann Ernostar 1.8/105

8 Voigtlanser SEPTON 2/50
8 Cooke Speed Panchro 2/75

7 Zeiss Planar 1.8/50
7 Dallmeyer 3D 300

6 Voigtlander Zoomar 2.8/36-82
6 Ziess Biotar 1.5/75
6 ICA Periskop Alpha

5 Kinoptik Apochromat 2/100
5 Zeiss Protar I 4.5/183
5 Zeiss Unar 4.7/145
5 Hermagis Anastigmat 4.5/210

やはり大口径中望遠レンズが好きだということが明らかになったわけです。というか大口径中望遠ばかり買っているので当然なのですが。


2007.12.16 メモ帳でHTML編集

Windows Vistaにしてから、ホームページビルダー6が非常に遅くなったので(古いソフトなのでしょうがない?)、HTMLの編集を”メモ帳”で行うケースが増えました。大量のファイルをブロックグループのサーバーに移したので、リンク切れが多量に発生しました。リンクパスの書き方が統一されておらず、相対パスやら絶対パスやらが入り乱れていましたので、どうしようかと思ったのですが、”メモ帳”の”置換”を10回ほど使って、すべて編集が終わりました。圧倒的な速さです。規則的な文字列の編集なら”メモ帳”十分なのかもしれません。


2007.12.15 Mozilla Firefox

いつまでたってもVaio/VistaのIEの問題が解決しないので、aufさんに教えて頂いたMozilla Firefoxを試してみました。結果は非常に良好で、IEで出ていた問題はまったくありません。表示スピードも速いですし、使い勝手もいいので、全面的にFirefoxに切り替えました。aufさんありがとうございました。


2007.12.14 レンタルサーバお試し

私の使っているレンタルサーバは、1-man.netです。年間一万円ポッキリで独自ドメインとレンタルサーバが使えます。スピードが速いので、まずまず気に入っています。ただし、私の使えるディスク容量が慢性的に不足しており(一年に100MBづつ増え、現在6年目で600MB)、ディスクを増やすオプションがないため、別のサーバーを探してみました。無料のものはいろいろ制限があって難しく、有料でも月250円で1GBと安いブロックグループをお試しで使ってみることにしました。一ヶ月のお試し期間があるので助かります。アップロードのスピードが遅いことを除けば、今のところ大きな問題はないので、かなり有望です。


2007.12.13 Kino Plasmat 2/90のフード

Kino Plasmat 2/90に合うフードが見つかりました。

ガラクタのなかから発掘したのですが、ぴったり合います。かぶせ式で、ネジで締めます。


キノ・プラズマートが完全に隠れてしまいました。これじゃ何なのかさっぱり分かりません。


奥のほうに、ちらっとレンズが見えるという感じですね。浅すぎてあまり実用性はなさそうですが、ぴったりのフードが見つかると、それなりにうれしいものです。


2007.12.12 LEITZ COLORPLAN 1:2.5/90mm


ライツのプロジェクター用レンズです。写真用のレンズではないので絞りはついていませんが、非常に安いです。ヘリコイドがついていて、大変軽いレンズですので、35mm一眼レフへの改造に適しています。キヤノンでもニコンでも無限遠がでます。結構ぎりぎりですが。



一本の溝と針金で出来た簡単なヘリコイドですが、レンズが軽いのでスムーズです。


改造に必要なものはコニカAR用の中間リングNO.4とNO.3です。右のバヨネットは刻印をご覧頂くためのもので、改造には不要です。


なぜか分かりませんがコニカの中間リングと同じネジです。偶然だと思います。中間リングに瞬間接着剤でEOSマウントを貼って完成。


このあたりが無限遠です。90mmなのにバックフォーカスが50mmほどしかありませんので、望遠レンズですね。


レンズはどんどん伸びますので、マクロには強いです。ただ、注意しないとそのまま抜けて落下します。


レンズ構成ですが、分解できないのではっきりとは分かりません。強い反射が8、弱い反射が1ですので、多分4群5枚ではないかと思います。望遠なので、エルノスター型じゃないかと思います。何枚目が貼りあわせなのかは不明。


2007.12.11 マイ・フェア・レディ

普段は映画をほとんど見ないのですが、たまたまマイ・フェア・レディのDVDを借りてきて見ました。さすがに名作だけあって、面白いです。ロンドンの言語学の先生の話なので、この前読んだ”英語の歴史”に出てきた言葉が映画の中でたくさん使われているところが特に面白かったです。DVDは英語の字幕が出せるので、英語が聞き取れなくても大丈夫なのです。前半はひどいなまりの聞き取りにくい英語ですが、10回くらい見れば、聞き取れるようになるかもしれません。

昔から思っているのですが、オードリー・ペップバーンは貧乏人役の方が魅力的ですね。


2007.12.10 風邪

12月6日(木)から風邪をひいてしまい、日記どころではありませんでした。胃にくる風邪で参りました。やっと今日から復帰です。皆様もお気をつけください。


2007.12.5 パウル・ルドルフ復帰(12)

”2007.12.2 Ozenji 王禅寺”で書いたのと同じですが、整理のため、こちらにも書きます。だいたい同じですが、ちょっとだけ書き足しました。

Kino Plasmat 1:2/9cmは開放でも大丈夫ですね。ちょっとにじみますが、芯があり、物の形は良く分かります。キノ・プラズマート特有のぐるぐるがありますが、これは見かけ上の被写界深度を稼ぐために、わざと収差を導入したのではないかとの疑われます。プラズマートとは被写界深度が深いという意味らしいのです。キノ・プラズマートが開発された1922年には、Opic F2などので優れたダブルガウスのレンズが既に存在しましたので、そう疑いたくなります。

ここまで書いて、キングズレークの”写真レンズの歴史”に書いてある文章の意味がようやく分かりました。
この本では、パウル・ルドルフが1920年か1921年ごろフーゴ・マイヤー社に再就職し、 F4.5のダブル・プラズマートまたはザッツ・プラズマートを最初に設計したと書いてあります。

”プラズマットという名前をつけたのは、そのレンズが普通のものより被写界深度が深いからだといわれているが、それは納得しがたい。なぜならば被写界深度の増加は、法外な球面収差と色収差の導入によってのみ得られるからである。同じような構成がツァイスにもあり、(中略、かなり長い文章を省略) 1922年頃、ルドルフはF2とF1.5のキノ・プラズマットを設計した。” (写真レンズの歴史、ルドルフ・キングズレーク著、雄倉保行訳、朝日ソノラマ刊より引用)

普通に読むと、F4.5のダブル・プラズマートやザッツ・プラズマートはシャープなレンズなので、法外な収差を導入しておらず、被写界深度が深いとは言えないので、プラズマートという名前はおかしい、と読めます。しかし、これはちょっとおかしな文章です。私の想像では次のようになります。

パウル・ルドルフが1921年頃にフーゴ・マイヤーに入社して、さっそく映画用の明るいレンズを開発。自分が若い頃に開発したプラナーを改造したかったが、しばらく休んでいるうちに、テーラー・ホブソンのリーとかいう若造が既に改造して特許をとってしまっている。くやしいので、変わった構造を採用。F1.5やF2.0では収差が大きく、ぐるぐるになってしまったが、被写界深度が深まったともいえるので、強気にプラズマートと命名。絞ればシャープなので大丈夫。一方、F4.5のオイリプランの売れ行きが良くないと営業が言っているので、これもついでにルドルフ博士設計のプラズマートと改名。ちょっと売り上げが伸びた。でも、ツァイスやらロスやらが偽物をオルソメタとか広角エクスプレスなどというまぎらわし名前で売り出すものだから、困ったものである。(あくまでも、私の想像です)


2007.12.4 FL 58mm 1:1.2 再改造

FL 1.2/58mmの改造は一旦終了したのですが、被写体まで1m以下の近接専用となってしまい不満です。EOSで無限遠が出ないことは分かっているのですが、鏡胴を切断して、ぎりぎりまでレンズを後退させました。結果はあまり芳しくなく、結局1mが1.5mに伸びただけでした。いくつか副作用が出て、使いにくくなりました。


鏡胴を切ると、もう直進ヘリコイドにはできません。レンズの最後部が、マウントより少し後ろに出ています。これでぎりぎりEOS 5Dのミラーと干渉しないところです。ヤスリで削ったり、万力で挟んだりしたので、ずいぶん傷が増えました。


切断したときの削りくずがレンズの中に入ってしまいました。


2007.12.3 ベック

写真工業12月号の97ページに柳沢保正氏は次のように書いておられます。
”ソーントン・ピッカードの名前が入っているが、作ったのはベック。ベックは、いまでいうOEM(他社ブランド製造)が多かったらしく、ロスやダルメーヤーに比べると格下の扱いだ。”
やっぱりそうだったのです。だからISOSTIGMARが安かったんですね。


2007.12.2 写真整理

奈良・滋賀・京都の10箇所の神社仏閣で撮影した写真が約3千枚。ちょうど8GBのCFにぴったり収まりました。電池交換は2回。昨日からずっと整理して、やっとだいたい終わりました。今回はQTVRを少し撮影したので、編集に時間がかかりました。


2007.12.1 ズーマー 36-82mm

写真工業12月号を見ていたら、ズーマー 36-82mmの記事が出ていて、リチャード・クー氏が、”おそらく35mm用レンズとしては最大級の糸巻き方歪曲ではないかと思われる。” と書いておられます。全く同感。何の使い道もないと思われる歪曲ですが、クー氏はこれを利用して地平線をわざと曲げ、プラモデルの”フォンブラウン迎撃機”が高度16,000mを飛行しているように見せるという技を披露しておられます。かなりマニアックですが、すばらしい。


2007.11.30 PCMCIAスロットの使い方

新しいPC(VAIO typeS VGN-SZ74B/B)にしてから、PCMCIAストットにカードバスのCFアダプタを差し込むと、Windows Vistaがクラッシュするという問題が出ていたのですが、回避策が分かりました。カードを浅く挿して、まずカードの電源ピンをつなぎます。一秒ほど待って、深く差し込むとクラッシュしないようです。どうやら一気にカードを差し込むと、カードに電源が入る前に不安定なピンが問題を起こすようです。電源ピンが短すぎるのかもしれません。


2007.11.29 京都

昨日、京都の嵯峨野に行ってきました。紅葉真っ盛りで、平日にもかかわらず大勢の観光客でにぎわっていました。行った所は、祇王寺、常寂光寺、清涼寺、大覚寺。ゆっくり撮影できましたが、その分枚数が多く、処理するのに多少時間がかかりそうです。


2007.11.28 奈良・滋賀・京都

近畿地方が紅葉の盛りですので撮影に行ってきました。奈良は長谷寺と室生寺。滋賀は日吉大社、近江神宮、三井寺、石山寺。京都はこれから決めます。どんよりとした曇り空なので、行く先々で天気が悪くて残念ですねと声をかけられるのですが、そんなこともありません。最近、くもりや雨の撮影が気に入っています。EOS 5Dで大昔の大口径レンズを使う場合、天気が晴れだと状況によって大幅な露出補正が必要なのですが、曇りだと補正しなくても大丈夫です。それと露出計は紅葉の撮影を意識してセッティングされているようで、全般的に他の被写体より良く合うようです。


2007.11.26 まだまだがんばるトマトとキュウリ

11月下旬で北国では大雪が降っているというのに、庭のミニトマトとキュウリはまだがんばっています。

ミニトマト。地面を這っているのがかえっていいのかもしれません。ちなみに使用したレンズはErnostar 10.5cm 1:1.8です。


キュウリ。


まだ花も咲いています。


痛んだトマトがもったいないので、干して種を取ろうという作戦。これは子供のアイデアで、私は発芽は難しいんじゃないかと思うのですが、果たしてどうなるのでしょう。


2007.11.25 エルノスターのフタ

エルノスターのフタを探していたのですが、良いものが見つからず、適当な袋に入れて持ち歩いていました。しかし出し入れが面倒ですし、確実にレンズ面を保護できているわけではないので不安があります。


そこで目をつけたのが、Nikon FC-E8フィッシュアイコンバータの巾着です。これならワンタッチで紐が締められますし、確実にレンズ面を保護できそうです。


そのままレンズの袋になります。まあ、エルノスターに限らず、似たようなサイズのレンズなら何でもいいんですけど。


2007.11.24 CANON FL 58mm 1:1.2

くもりがあるのでジャンクとして売られていたFL 58mm F1.2ですが、実際には別にくもっていないようでしたので救出してみました。家に帰ってから気づいたのですが、FLレンズはプリセット絞り機能があるのでカメラと無関係に絞ることが出来、改造向きです。FDだとこうはいきません。

コーティングがきれいです。ちょっと黄色すぎる気もしますが。


レンズの先端に絞り輪があり、その下の白い点のある輪を回すと、プリセット絞りになります。さて、無限遠にどの程度近づけるでしょうか?


FDと同様に精密なベアリングが入っていますが、これは撤去します。


不要なアルミは鋏で切り取ります。カナノコなどと違い、くずがヘリコイドに入らないので安心です。くずが詰まって、ヘリコイドが回らなくなるのが怖い。


最後にEOSマウントを貼り付けて、改造終了です。


残念ながら、このような簡単な改造では、レンズかここまでしか下がりません。これだと、レンズの先から1mより向こうにはピンとはきません。あと3mm下がってくれればうれしいのですが、簡単にはいきません。このヘリコイドをあきらめて、別のヘリコイドに入れるくらいの覚悟が必要です。


とりあえずEOSに取り付けたところ。


F1.2のマクロ専用レンズのできあがり。ピントは薄く、大変柔らかい写りです。


2007.11.23 エルノスター1.8/10.5cmとエルノスター2/10cmの比較

駒込の六義園で懸案のエルノスター1.8/10.5cmとエルノスター2/10cmの比較をしたところ、何と明るさは同じで、ボケ味は2/10cmの方が優れるという結果が出てしまいました。コントラストやシャープネスや色はほとんど同じです。焦点距離が5mm違いますが、まあほとんど同じと思ってかまいません。自分で改造した1.8/10.5cmの肩を持ちたいところですが、ボケ味の差が審査員(私)の心証に与えた影響は結構大きいです。


2007.11.22 Gizmodoの効果は二日間

一昨日と昨日はGizmodoに紹介された影響で、いつもの4倍ほどのアクセスがあったのですが、三日目の今日はほぼ通常のアクセス数に戻りました。ブログや日記の場合、古い記事からのアクセスはほとんど期待できません。


2007.11.21 Gizmodoに自作アオリレンズ掲載

Gizmodoに自作アオリレンズの記事(自作アオリレンズ(日本語) HomemadeBellows(English) )が掲載されたとQTVR Diaryの、にのみやさんに教えて頂きました。カウンタのアクセス統計を見ると、一日あたり250人ほどの方にGizmodoから来て頂いているようです。ご紹介いただいた記事が見つけにくいところにあるので、トップページに臨時ニュースを出して誘導しました。


2007.11.20 Super Sixの人気およびOpic

Super Sixの人気はやっぱりすごいですね。安いSuper SixがWebで売りに出ると、すぐに売れますね。かなりこまめにチェックしないと安くは買えないようです。

さて、一昨日書いたOpic 1:2/140mmをお店で見せて頂きました。あまり人気はないようで、まだ売れていません。光学系は無傷ではありませんが、私のよりはるかにきれいです。改造は完璧で、ペンタ67で無限遠が出ています。このレンズは太いので、そのままではペンタ67のヘリコイドに入りません。そこでヘリコイドの内側を旋盤で削って入れてありました。素人ではできない改造ですね。シリアルナンバーは私のが12万番台であるのに対し、20万番台で少し新しいものでした。私のが5 1/2 INCHとしか書いていないのに対し、5 1/2 INCH 140mmと併記してありました。さすがに同じ焦点距離のものを買うわけにもいきません。違う焦点距離が売りに出るのを気長に待つしかないですね。といっても、これ以外には1 3/8 inch(cine), 2 inch(35mm full size), 3 inch(645), 4 1/4inch (6x8cm) しかなく、そのうち一眼レフに使えそうなのは 3 inchと 4 1/4inchしかありません。Opicコレクターへの道は遠い。


2007.11.19 帰国およびGiant Steps

一週間のアメリカ出張から帰国しました。結局写真は全然撮れずじまいでした。ソニーのヘッドホンの方は快調で、単4アルカリ電池一本で往復の飛行機と電車は十分足りました。飛行機でもノイズキャンセリングがうまく効いて、映画をゆっくり見られました。

成田からの電車の中で久しぶりにコルトレーンのGiant Stepsを聞いたのですが、新しいレコードにはAlternative Versionが5曲も入っているのに驚きました。聞きなれているせいもあるのでしょうが、やはりオリジナルのアルバムに入っていたバージョンの方が格段に良い出来だと思いました。レコーディングは苦労したんじゃないかと思います。いいのができるまで何回も何回もやり直してますね、きっと。


2007.11.18 Kino Plasmat F2のシリアルナンバー

今まで現物またはWebで見たことのあるKino Plasmat F2は10cm(2913xx)、9cm(291549)、5cm(291899)の3本ですが、シリアルナンバーがすべて291xxxです。同じ時期に集中的に作られたようですね。

ところで、横浜日の出町のOカメラのWebにOpic 1:2/140mm (5.5inch)が売りに出ていますね。きれいにペンタ67マウントに改造してあります。私の持っているのと同じもののようです。めずらしいですね。


2007.11.17 欲しいレンズ15 Fish-eye-Takumar 1:11/18

以前ヒルのスカイレンズの話題の中で書いたことのあるフィッシュアイタクマーですが、
http://www.ksmt.com/eos10d/eos_nikki_body17.htm#070330
後玉がEOS 5Dのミラーと干渉するのではないかと思っていました。しかし、
http://www.pentax-fan.jp/LENS/M42/FET18_110.html
を見ると、大丈夫なんじゃないかと思います。安いのが見つかれば買ってみようと思います。でも、安いのはなかなか出ないですね。


2007.11.16 欲しいレンズ14 WATSON LONDON 3in 1/1.9

WATSON LONDON 3in 1/1.9というレンズが売りに出ているのですが、何だかよく分かりません。Webでもうまく調べることができません。シリアルナンバーが若く、少量しか生産されていないようです。スペックからすると、Super Sixに似たダブルガウスのレンズのように見えます。でも私はSuper Sixを一本も持っていないので、先にSuper Sixを買ったほうがいいような気もします。いずれにしても気になるレンズです。


2007.11.15 B.B. KingのLive at Regal

B.B. KingのLive at Regalはブルースの名作です。ほかの泥臭いブルースとは違い、華やかでショービジネス化したものです。B.B. Kingはイージーリスニング・プルースという名前のアルバムも出していますが、そんな感じです。B.B. Kingの後のロカビリーやロックへの影響は、T-Born Walkerと並んで、非常に大きいと思われます。ロカビリーのギターソロのフレーズはT-Born Walkerのまねが多いのですが、T-Born Walkerのレコード自体が一般受けするとは言いがたいので、やっぱりブルース入門としてはB.B. Kingかなぁと思う次第です。

このアルバムも音楽プレーヤーを買うと、とりあえず最初に入れてみます。因みに、1990年に164万枚売れた、ちびまるこちゃんの"踊るポンポコリン”を歌っているB.B. クイーンズは、B.B.キングにひっかけているのだと思われます。


2007.11.14 auのUIMカード

以前はauのグリーバルパスポート携帯電話を利用していました。これは同じ端末が海外でも使えるということで重宝していたのですが、メールがHTMLに対応していないので読めないメールがあり、しかたなくCDMA 1X WINに変えました。京セラのW43Kという機種です。音楽携帯というだけあって、音楽プレーヤーとしての性能が高く、ヘッドホンを買ってこれで音楽を聴き始めたわけです。au Music Portというソフトが付属しており、音楽をダウンロードする以外にも、CDから簡単に携帯に音楽データを転送できます。

CDMA 1X WINはUIMカードをサポートしており、海外に出るときには、海外用の端末を借り、そこに自分のUIMカードを挿して使うと、以前のグローバルパスポートと同じ使い方ができます。その代わり、CDMA 1X WINでは、グローバルパスポート端末は製造されていません。但し、UIMカードには、電話帳などのデータは保存されていないため、電話帳が見たければ海外に自分のau端末を持って行かなければなりません。

海外に出る前日に、海外用端末借用の予約の電話をかけると、火曜日貸し出し分の予約は前週の金曜日までとのこと。当日成田で借りられるかどうかは不明とのこと。借りられなかったら、他社のを借りてください、電話番号は変わりますけど、との話でした。

結果的には当日端末が借りられたので、ラッキーでした。窓口でUIMカードの抜き方と挿し方を丁寧に教えてもらいました。au WIN端末はUIMカードがなくても音楽は聴けますかと質問すると、聞けるとの窓口の回答。ところが、実際はカードがないとエラーになってしまい、聞くことができません。結局、電話帳を見る以外には役にたたないのでした。

後でauのUIMカードについてWebで調べると、とっても変なカードのようです。UIMカードのくせに、別の端末で使うにはauショップで手続きが必要とのこと。日本ではUIMカードを差し替えて使う人は少ないんでしょね、きっと。
http://ja.wikipedia.org/wiki/Au_IC%E3%82%AB%E3%83%BC%E3%83%89


2007.11.13 むかでの錦三

高校時代に聞いて印象に残っている曲に、”上田正樹とサウストゥサウス”の”むかでの錦三”があります。”この熱い魂を伝えたいんや”という少々おおげさな名前のアルバムに入っています。うちにこのCDがあり、オーディオプレーヤー類を買った時に最初に入れる曲のひとつになっています。

”この街では少しは、名前の売れた、泣く子も黙る極道おにいさん。。。”というような歌詞の、なかなかソウルフルな歌です。


2007.11.12 ノイズキャンセリングヘッドホン

電車の中で携帯に付属していた(つまり、安物の)イヤホン型のヘッドホンで音楽を聴くのは、つらいものがあります。そこで、ノイズキャンセリングヘッドホンを買いました。ソニーのMDR-NC6というものです。6千円ほどで、ノイズキャンセリングヘッドホンの中では安物です。売れ筋は2万円くらいのものらしいのですが、どうせすぐに飽きるだろうということで、安いのにしました。開放型なので、外の音もよく聞こえます。

実際に使ってみると、ノイズキャンセルされるのは、低周波だけで、高周波のノイズはほとんどキャンセルされません。電車だとガタンゴトンという音が消えるだけで、ほかの音はそのまま聞こえます。でも、これが効果絶大で、ボリュームが小さくても、ベースの音がよく聞こえるのです。開放型ですので、外に音が漏れますが、イヤホン型にくればれば、はるかに少ないです。

ちなみに、電源は単4形乾電池1本で30時間だそうです。電池がなくても普通のヘッドホンとしては使えます。


2007.11.11 マイルス・イン・ベルリンの枯葉

今の時期、どうしても聞きたいジャズの名作に、マイルス・イン・ベルリンの枯葉があります。マイルスもショーターも、ハービー・ハンコックも、ロン・カーターも、トニー・ウィリアムスも文句なくすばらしです。特にショーターのソロとハンコックの合いの手は秀逸で、マイルス師匠、演奏もさることながら、メンバー探しの才能という点ではずば抜けていたのではないかと思います。


2007.11.10 サキソフォン・コロッサス

auの携帯電話に付いているau Music Playerが便利だということが分かって、最近使うようになりました。音楽を聴いている途中に電話がかかってきてもすぐに取れるので便利です。久しぶりにソニー・ロリンズを聞こうと名作サキソフォン・コロッサスのCDを購入。以前買ったような気もしますが、発見できず。

いやぁ、何度聞いてもいいですね。学生時代にいやというほど聞いたので、フレーズはほとんど全部覚えています。あまりにもよくできているので、何人も、ソニー・ロリオンズ自身でさえも、これを超えることは難しいのではないかと思える出来です。


2007.11.9 庭のトマト、夕暮れの二俣川駅

10月23日にトマトが実りだしたと書きました、いよいよ赤く色づき食べられるようになりました。無肥料栽培だと思っていたのですが、9月ごろに、ぱらぱらっと化学肥料をまいたようです。これが今頃になって大きな効果を発揮しているようです。

Kino Plasmat 1:2/9cm, F=2.8
ちゃんと支柱をしていないので地面を這っていますが、幸い砂利の上ですので大丈夫です。


Kino Plasmat 1:2/9cm, F=2.8
まだまだ花が咲いています。


Kino Plasmat 1:2/9cm, F=2.0
夕方、二股川の運転免許試験場に国際免許を取りに行ってきました。わずか10分ほどで即時交付してくれるので助かります。
曇天の日暮れの二俣川駅をKino Plasmat 1:2/9cmで撮影すると、こんな色に写りました。


2007.11.8 日光東照宮見物

紅葉まっさかりの日光東照宮に見物に行ってきました。20年以上前に一度だけ行ったことがあるのですが、ほどんと覚えていません。日光と言えば奥日光になることが多く、前を通ぎるだけでした。今年は電車でのんびりと見物です。既に奥日光や、いろは坂の紅葉は終わっていますが、東照宮のあたりは今が盛りでした。

まず、バスの表参道からすぐそばの、輪王寺逍遥園という庭に行くと、テレビ局が取材にきていました。聞いたところでは、報道ステーションの紅葉中継らしく、お天気お姉さんの市川さんがカメラの前で説明をしていました。偶然ではありますが、紅葉がきれいなところに来たようです。

日光の紅葉については、ksmt.comのトップページで何回かに分けてご報告致します。


2007.11.7 Dallmeyer Speedのヘリコイドの問題

以前から問題になっていたダルマイヤー(ダルメヤー)スピードのヘリコイドを大きなリングを付けたりして、だましだまし使ってきたのですが、ついに壊れてしまいました。

ヘリコイドが固まってしまったので、強くねじると、分解してしまいました。


グリースでべとべとですね。それに何か異物が入っています。ホッチキスの針のように見えます。なぜ?


間違ってホッチキスが入るわけはないので、これは、ヘリコイドのストッパーだと思われます。つまし、汎用のヘリコイドを使っているのでリングの回転を制限しないと、レンズがどんどん繰り出されて、そのまま抜け落ちてしまうわけです。ホッチキスの針のような形のストッパーが入っていたのですが、これが抜けかかっていたので、リングの回転が極端に重かったようです。今回ストッパーが完全に抜けたので、リングが回りすぎて、レンズヘッドが抜けました。


直進ヘリコイド用の溝。バックフォーカスが短いので、この溝も短くせざると得ません。ただ、溝が一箇所しかないのは感心しません。溝が二箇所あればもっとスムーズになるのですが。

まあ、ここまで中身が分かってしまえば安心です。4フィートまでは直進ヘリコイド。それより繰り出すとヘリコイドが抜けて回転ヘリコイドになる。マクロ撮影には便利だが、そのまま落下する危険性もある。溝の位置をうまく合わせると、また直進ヘリコイドに戻る。


2007.11.6 PCMCIAでクラッシュ

VAIOを買うとき、多少重くてもPCICMAカードスロットがあった方が良いのではないかと思い、PCMCIAとExpress Cardが両方ついたtypeS買っいました。現在PCMCIAを使うカードはAir EdgeとBUFFALOのCardBusのコンパクトフラッシュアダプタです。

ところが、BUFFALOのカードにCFを入れてPCMCIAスロットに差し込むとVistaがかなり高い確率でクラッシュするのです。まず、ペンタブレットドライバが停止し、しばらくして画面が真っ青になり、勝手にリブートします。カードを挿したままリブートすると問題なく使えているので、ドライバーの問題ではなさそうです。しかし、やっぱりドライバーの問題以外には考えられないですね。あぁ、やっぱりExpress Cardだけのパソコンでよかったようです。PCMCIAカードなんて今や時代遅れなのでしょう。でも、XPでは一度もクラッシュしたことのないカードですので、やはり納得できないのでした。


2007.11.5 IE 7.0にFlash Playerをインストールできない

Internet Explorer 7.0.6000.16546にAdobeのFlash Playerをインストールしようとして、アドビのダウンロードページに行くと、”ページでエラーが発生しました”というメッセージが出て、ダウンロードボタンが表示されず、どうしてもダウンロードできません。

Netscape 7.1では問題なくFlash Playerをダウンロードし、インストールすることができます。しかし、なぜかIE 7.0にはインストールされません。

Windows UpdateではIE 7.0のアップデートはありません。Microsoftが直したわけではないようです。

Webで検索しても、まともな回答は得られません。スタンドアローンのFlash Playerをまずインストールすればよいと書いてあるのを見つけましたが、スタンドアローンのFlash Playerが見つかりません。

ソニーのHPには、AI囲碁体験版、AI麻雀体験版、AI将棋体験版がプリインストールされているので、アップデートしろと書いてありますが、そんなソフトはプリインストールされていません。アップデートプログラムを実行すると、当然ですがインストールされていませんと言ってきます。

この問題と直接関係ありませんが、Netscape 7.1でIE 7.0のページに行こうとすると、”問題が発生したため、プログラムが正しく動作しなくなりました”と言ってNetscapeがクラッシュします。

ということで、Sony VAIO typeSのWindows VistaのIE 7.0の上に、まだFlash Playerがインストールできないのでした。Vista恐るべしという感じです。イライラします。


2007.11.4 Photshop Elements 2.0が突如立ち上がらなくなる

Windows Vistaで昨日まで動いていたPhotshop Elements 2.0が突如として立ち上がらなくなりました。
Could not load a transcoding service
Xerces Panic Error

Solution: Right mouse click and run Photoshop as Administrator.

”ヘルプシステムを構築しています”のところで、このフォームが出て、OKを押すとPhotoshop Elements 2.0が終了してしまいます。Webでさんざん検索しましたが、まともな回答は見つかりませんでした。OSをクリーンインストールせよとか、無茶なアドバ イスばかりです。xerces.dllを検索してどうのこうのと書いてあるのもありましたが、そんなファイルはみつかりません。スキャナーのドライバーを アンインストールしろとかも書いてありますが、スキャナーはまだインストールしていません。

Webでは調べられないので、30分ほど悩んだ結果、何気なく”管理者として実行”してみると、問題なく立ち上がりました。どうやらサービスをロードする 権限がなかっただけのようです。ここまで分かるとアドビのホームページでも説明が見つかりました。
http://support.adobe.co.jp/faq/qadoc/AJ25.nsf/0/554201502719ffc44925728b0029cf03?OpenDocument

原因が究明できてから、Webで検索できるようになる、なんてのが世の常なんでしょうね。


2007.11.3 Plasmat 1:2/9cmのフード

Plasmat 1:2/90にぴったりのフードをがらくたの中から発見。

ケガキで文字を書くのは難しいですね。多分300円くらいで買ったフードが、晴れてPlasmat 2/90mm専用になりました。


実はこれは、Nikon HS-14です。全く無改造でぴったりと付きました。ワンタッチで取り外せます。


2007.11.2 メモリを4GBに増設

Windows Vistaは1GB(512MB x 2)では非常に不快な遅さなので、4GB(2GB x 2)に増設しました。一番安いCFDという会社のもの(DDR2 667 PC2-5300 CL5 SODIM 2GB)ですが、問題なく認識されました。Windows VistaではOSの制限で3.07GB分しか使えませんが、ここは目をつぶります。スロットが2本しかないので、増設といっても、古いメモリーを捨て て、新しいメモリーを入れるしかありません。何度もメモリーを捨てるのはもったいないので、一気に最大まで上げました。因みに、ブランド物の1GBメモ リー3枚分くらいの値段で、一番安い2GBが2枚買えます。

さすがにこれでだいぶ快適になりました。ただそれでもまだ余計なグラフィックが多いし、使わない常駐プログラムが多いので、さらなる高速化を、ぼちぼち進 めて行きたいと思います。


2007.11.1 Plasmat 1:2/9cm ヘリコイド入れ替え

一旦改造したPlasmat 1:2/90mmですが、ヘリコイドが固すぎて、どうしてもうまくピントあわせができないので、ペンタ67のヘリコイドに入れ替えました。見た目はずいぶ ん悪くなりますが、機能的には万全です。

ペンタ67のヘリコイドを使っているとはいえ、ペンタ67では無限遠は出ません。あくまでもEOSマウント用の太いヘリコイドとして使っているだけです。 実はペンタ67のヘリコイドでも内径が小さすぎて、かなり削らないと入りません。たまたま誰かが旋盤で内径を広げたヘリコイドがあったので、それを使いま した。こんなこともあろうかと、安いのが出たときに買っておいたのです。当然加工してあるものの方が安いのです。


オリジナルのヘリコイドはこんな簡単な構造です。これをスムーズに動くようにすることは、ほとんど不可能です。


この穴の開いているところにビスを打って、回転運動を前後運動に変えるわけです。簡単な構造ですね。


ヘリコイドから抜き出したヘッド。


太さ調整のため、まずレンズヘッドをタクマーのフードに入れます。次にそのフードをペンタ67のヘリコイドに押し込みます。太さの多少の誤差は、ガムテー プを巻いて調整します。これでぴったりとレンズを固定できます。


フードをかませることによって、絞りがスムーズに回るようにできます。


次にニコンのHN-23を適当に切断して、EOSマウントアダプタを作ります。


いつもは接着剤で貼るだけですが、今回はビスで4箇所留める本格的なものとしました。


最後に内面反射防止の黒いフェルトを貼って終了。これは100円ショップで買ったもの。100円あればレンズ50本くらいになります。まだ私は一枚目で す。


ビスを閉めて完成です。内面反射は皆無。


結局F1.5よりF2.0の方が太くなってしまいました。


見た目は悪いが使いやすいプラズマートF2が完成しました。


マクロの作例。レンズの先45cmくらいまで寄れます。


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