2015.7.12 Kyoto 京都

Monochrome images:
Camera: Deardorff 4x5
Film: FOMAPAN 100 4x5, Fuji Acros 100 4x5
Lerebours et Secretan, French landscape lens (around 1845)

Camera: Deardorff 5x7
Film: FOMAPAN 100 4x5
Voigtlander & Sohn in Wien No 3178

Color images:
Camera: Canon EOS 5D Mark II
J. H. Dallmeyer LONDON 2212

iPhone5

涼しい梅雨空から真夏の暑さに変わりました。台風のせいです。特に京都は暑いので、重い8x10をやめて、ちょっとだけ軽い4x5カメラを持って出かけました。レンズはルルブール・エ・セクレタンの単玉(1840年代)とフォクトレンダーの3178番(1848年頃)。週末の二日間で4x5を27枚撮影。一日目はEOSを持って行くのを忘れたので、iPhoneでメモ撮影。どのレンズで誰を撮ったかを記録するため。
ルルブールの単玉とフォクトレンダーのペッツバールだったら写りが違うので記録など必要ない、というわけではありません。4x5のフィルムでF22だと似たような描写で区別がつきません。フォクトレンダーの方は4x5でも隅が黒くなることがあるので、その場合だけは区別がつきます。
暑い中、撮影に御協力頂き、ありがとうございました。


Camera: Deardorff 4x5
Film: FOMAPAN 100 4x5, Fuji Acros 100 4x5
Lerebours et Secretan, French landscape lens (around 1845)

三年坂の上から。あまりの暑さのためか、人通りは少なめでした。

F=22, 1s
カメラがブレたと思って取り直したのですが、別になんともなかったようです。

F=22, 1s


F=22, 1s


F=22, 1s

錦市場の出口付近にて。錦市場の中は混雑のため三脚を立てる気になれません。

F=16, 1s

ねねの道の入り口付近。



F=16, 1s
ちょっと露出オーバーです。もうちょっと絞らなければいけないのですが、そうするとピントが合わせにくい。絞り開放でピンと合わせをしてから、一度レンズをはずして、F22のワッシャー状の絞りを取り付けて、再度レンズをカメラに取り付けて撮影する必要があります。これを省略するため露出オーバーを覚悟して撮影。やはり少しネガが濃くなりすぎて、諧調に乏しい写真になってしまいました。


南禅寺水路閣にて。



F=22, 1s
水路閣をメインにしようとして人物を小さめに入れたのですが、ちょっと引きすぎだったかも。でも、引いたほうが大判らしいかも。


白川巽橋付近。

Left: FOMAPAN, Center: Acros
真ん中の写真だけフィルムがFujiのAcrosです。ほかはすべてFOMAPAN。AcrosはFOMAPANより値段が三倍くらい高いので、よく写ります。それに、フジの現像液(スーパープロドール)を使っているせいもあると思います。

F=22, 1s
露光中にカメラが揺れてしまい、ブレブレになってしまいました。キャップで露光するのは慣れても結構難しく、カメラブレを完全に防ぐことはできません。今回は17枚中2枚でカメラブレを起こしました。やはりシャッターとレリーズを使った方が安全です。


Camera: Deardorff 5x7
Film: FOMAPAN 100 4x5
Voigtlander & Sohn in Wien No 3178

石塀小路

F=22, 1s


三年坂

F=22, 1s


新京極、六角


F=22, 1s
新しい撮影場所の開拓。新京極は原宿と似たような雰囲気があります。六角通り付近は小さな公園にになっており、三脚を立てても邪魔になりません。


南禅寺水路閣

F=22, 1s

白川巽橋


工事の警備員さんをはずしたつもりだったのですが、しっかり写っていました。石畳の補修中。

F=22, 1s
Voigtlander No 3178は1858年頃ウィーンで製造されました。焦点距離は7インチ程度。イメージサークルは4x5がぎりぎり。暗い室内で撮影するためのレンズですので、明るい屋外では威力を発揮することはできません。今回は全部F22、1秒の露出になる場所に三脚を据えて撮影したのですが、全体的に露出オーバーでした。


Camera: Canon EOS 5D Mark II
J. H. Dallmeyer LONDON 2212

白川巽橋
三脚とディアドルフを片付け終わったところで、このお二人が登場。4x5フィルムはまだ4枚残っていたのですが、カメラを再設置すると新幹線に乗り遅れそうだったので、デジタルだけで撮影。巽橋は写らないのですが、光線の状態はこの場所がいいようです。