2015.5.2 Osaka 大阪

Camera: Deradorff 8x10 (1925)
Film: Shanghai 100 8x10
Lens: GUNDLACH ANAST 8X10 F6.3 SER. IV

Camera: Canon EOS 5D Mark II
Lens: Darlot Paris F.100 (F3.6)

昔、二年ほど大阪市内に住んでいたことがあるのですが、大阪城には縁がなく、今回初めて行きました。つつじが満開で、天守閣の前にはたくさんの観光客。三脚にDeardorff 8x10カメラを載せて待っていると、台湾の国立師範大学を卒業する記念に旅行しているというCaraさんたちがやってきました。しばし、中国語会話の練習。その後、撮影しましょうかと言うと、鞄から卒業式の衣装を取り出して着用。大阪城をバックに卒業記念写真となりました。


Camera: Deradorff 8x10 (1925)
Film: Shanghai 100 8x10
Lens: GUNDLACH ANAST 8X10 F6.3 SER. IV

F=6.3, 1/30s


F=11, 1/30s
GUNDLACH ANAST F6.3 SER. IVは、1920年頃アメリカのガンドラック社で製造された、貼り合わせのないダブルガウス型のレンズです。この型のレンズには、Hugo Mayer Ariststigmat, Ross Homocentricなどがあります。少し暗いですが、収差は良く補正されているように見えます。8x10をカバーするレンズでシャッターが動作するものはこれしか持っていませんので、テストしてみました。なかなか良好です。ただし、シャッターは少し壊れていて、速度の設定を変えても常に1/30sしか切れません。露出は絞りで調整します。


Camera: Canon EOS 5D Mark II
Lens: Darlot Paris F.100 (F3.6)





ハリスホーク。



池の向こうから。天守閣が一番高く見える角度を探してみました。


F=3.6, Right: Pixel crop
1865年頃パリのDarlot社で製造されたペッツバール型レンズ。小型で、真鍮のため江戸時代のレンズだと分かりやすく、シャープなので、最近はずっとEOS 5D Mark IIに付いています。