2014.10.11 Yono film 与野大正時代祭り フィルム

Camera: Nacht Exakta
Film: Rera Pan 100-127
Meyer Gorlitz Nr. 806994 Primoplan 1:1.9 f=8cm
DALLMEYER SUPER-SIX ANASTIGMAT f/1.9 F=3" 168376

与野大正時代祭りでNacht Exaktaで撮影した白黒ネガの現像ができました。相変わらずネガの粒子は粗いのですが、カメラ、レンズ、露出などには問題がないと判断しました。現像をお願いしたラボの意見も同じ。デジカメで複写すると粒子が目立ちますが、紙に焼けばきっと粒状性が良くなるであろうと推測し(一度も焼いたことありませんが)、Photoshopで若干のソフト処理をかけることにしました。また、複写時にコントラスト調整を行いました。デジタル化の手順は以下の通り。

1. ネガをスリーブのままライトボックスに乗せて、複写する範囲以外をマスキング
2. EOS 5D Mark II + ZIUKO MACRO 3.5/50mm (ISO 500, RAW)で複写)
3. Canon DPPでコントラスト調整とRAW現像
4. Photoshopで白黒反転、ぼかし、切り取り


Meyer Gorlitz Nr. 806994 Primoplan 1:1.9 f=8cm





F=2.8-11.0, 1/300s
堅実な写りです。シャッター速度が1/300s以下だと露出が安定していますが、1/600以上だとスリット幅が撮影中に変わってしまい画面の左右で明るさが違います。この日は晴天だったので、最大F11.0まで絞って露出調整。ピント合わせにだいぶ慣れてきたので、まともに写る確率が上がりました。


DALLMEYER SUPER-SIX ANASTIGMAT f/1.9 F=3" 168376



F=5.6-11.0, 1/300s
四隅がケラレているのは、多分レンズの前に取り付けられたフィルターとフードのせいだと思います。Nacht Exaktaの四本のレンズ(Biotar, Primoplan, Xenon, Super-Six)の中で唯一の75mmで、イメージサークルがもともと小さいせいもあると思います。ベスト判フィルムのコマの横方向は約62mmあり、イメージサークルがは656判と66判の中間。フィルムの対角線の長さは645判が約70mm、ベスト判が約74mm、66判が約79mm。
順光でかなり絞って撮影しているので、安定した画像が得られました。