2014.4.27 Kusatsu 草津宿場まつり

Camera: Canon EOS 5D Mark II
No 1638 C. Francais Paris
No 9692 LEREBOURS et SECRETAN a Paris

一昨年、去年に続いて三回目の草津宿場まつりを見学。豪華絢爛時代行列は大変撮影しやすいです。歩いているところの写真はほとんどなく、行列が止まった時に、御姫様にまずレンズの由来を説明し、賛同を得た上で撮影しています。要するに動いているとピント合わせができないのです。行列の停止時間が割と長く、喜んで撮影に応じて頂けるので助かります。


No 1638 C. Francais Paris

















F=4.0, Right: Pixel crop
Petzval type lens made by C. Francais Paris in 1972. Focal length is around 150mm.
明治五年にパリのフランセ社で製造されたペッツバールレンズで撮影。
中将姫光学さんから改造依頼を受けた時は、後群のレンズが反対向きに入っていたのでソフトなレンズだったのですが、レンズを向きを直すとシャープなレンズになりました。このレンズは三種類の使い方が出来るようです。
1.シャープなペッツバールレンズ
2.後群を反転してソフトな人物用レンズ
3.前群だけを逆向きに使って風景用レンズ


No 9692 LEREBOURS et SECRETAN a Paris


















F=5.6, Right: Pixel crop
Petzval type lens made by Lerebours in around 1856. Folcal length is around 130mm.
安政三年頃にパリのルルブール社で製造されたレンズ。小さくて扱いやすいです。
行列は市役所の前を50mほど南下し(順光)、その後は本町商店街をずっと北上(逆光)します。なので、順光で撮りたければ、市役所の前で撮ると簡単です。また、駅近くのアーケードの中はアクリルの天窓でディフューズされた柔らかい光が入るので光線様態良好。ただし、人出が多いので、位置取りの自由度がありません。
時代行列以外にもフラダンスなどのイベントが何ヵ所かの会場で並行して行われており、こちらも楽しめます。