2013..01.13 Atami 熱海

まだ時期が早いとは思ったのですが、好天につられて熱海にでかけてみました。歩いていると汗ばむほどの陽気ですが、梅園の梅の花は数輪咲いている程度で、ほとんどはまだ固いつぼみ。なので、梅まつり期間なのに入園料は無料。去年もずいふん開花が遅かったので無料で入った覚えがあります。今年も去年と同じくらい遅いとのこと。一月になってからまったく雨が降っていないのも原因だそうです。

電車の乗り継ぎが悪くて到着が遅れましたが、タイミング良く門のところで熱海芸妓さんに会いました。そのままお話を聞きながら梅園を一周。一緒に写真を撮りませんかと熱海芸妓さんが観光客に声をかけて行きます。なりゆきで私がシャッターを押す係りに。その後、ミス熱海から無料の甘酒を頂いてたのですが、見覚えのある顔。聞くとミス熱海の任期は二年なので去年と同じとのことでした。ということで、梅はまだ咲いていないがサービス満点の熱海梅まつりでした。

Camera: Canon EOS 5D Mark II
Grubb Dublin 3669 A3
Emil Busch A.-G. Rathenow Busch Satzanastigmat "STIGMAR" F:6,3 111mm
Voigtlander Wien No 3626
TAYLOR-HOBSON COOKE ANASTIGMAT No155968 3INCH SERIES O f/2


Grubb Dublin 3669 A3












F=4.0, Right: Pixel crop
1870(明治2年)頃、アイルランドのダブリンのグラブ社で製造されたレンズ。大変よくできたペッツバールレンズです。VoigtlanderやRossやDallmeyerなどの有名なメーカーと同程度の高い性能であることが分かります。少しバルサムが劣化して曇っていますが、写りにはあまり影響していないようです。


Emil Busch A.-G. Rathenow Busch Satzanastigmat "STIGMAR" F:6,3 111mm












F=6.3, Right: Pixel crop
1910年(明治43年)頃、ドイツのブッシュ社で作られた組み合わせレンズです。Dagor型のアナスチグマットです。コントラストが高いので使いやすく。ポートレートでも集合写真でも風景でもOK。F6.3と比較的暗いですが、デジカメはISO感度をドーンと上げても平気なので問題になりません。ペッツバール型のレンズは像面が曲がっているので芸者さん三人にピントを合わせるのは至難の業です。しかし、アナスチグマットは象面が平らなので簡単です。(現代のレンズでは当たり前nことですが)


Voigtlander Wien No 3626







F=3.6, Right: Pixel crop
1851年(嘉永四年)にオーストリアで製造されたレンズ。江戸時代のレンズと言うと興味を持って頂けるので助かります。


TAYLOR-HOBSON COOKE ANASTIGMAT No155968 3INCH SERIES O f/2







F=2.0, Right: Pixel crop
1933年(昭和8年)頃、ロンドンにテーラーホブソン社で製造された映画用の高速レンズ。F3.6のPlanarを改良してF2.0まで明るくしたレンズで、現代の大口径標準レンズの元祖と言えます。無声映画の時代、夜間撮影では明るいアーク燈照明を使用できたので、F4.0程度の暗いレンズでもなんとか撮影できたのだそうです。ところが映画がトーキーに変わると、アーク等の騒音が問題となり、暗い照明しか使えなくなりました。映画は写真と違ってスローシャッターは使えませんので、どうしても明るいレンズが必要になりました。このレンズを35mm映画専用に改良したスピードパンクロはハリウッドで大成功をおさめました。