2012.12.16 Yokohama Yamate 横浜山手西洋館

Busch's Vademecum (30cm F14)
Busch Stigmarlinse No5 F=350m/m + No4 F=280m/m (155mmF6.3)
Busch Stigmarlinse No4 F=280m/m + No2 F=185m/m (111mmF6.3)
Busch Stigmarlinse No2 F=185m/m + No1 F=155m/m (85mm F6.3)
Voigtlander Wien No 3626
TAYLOR-HOBSON COOKE ANASTIGMAT No196069 3INCH SERIES O f/2

Emil Buschの組み合わせレンズを持って横浜の西洋館へ。JR石川町駅から大丸谷坂を登ってブラフ18番館。ここでは声楽のコンサートが行われていましたが、すでに満員のようなのでパス。次に外交官の家。クリスマスの飾りつけがきれいでした。次にベーリックホール。広間に置かれたピアノの生演奏が聞けました。最後にエリスマン邸。すべて無料です。観光客でにぎわっていましたが、混雑というほどではありませんし、撮影は特に制限されていません。マナー良く行動しなくてはいけない、と思わせる雰囲気がありました。


Busch's Vademecum





F=14, Right: Pixel crop
メニスカス単レンズを前後に2枚組み合わせただけのペリスコープ型と呼ばれるレンズなので、絞り開放ではF14にもかかわらず非常にソフトです。はっきりとは分かりませんが、多分1890年代に作られたレンズだと思います。



F=28, Right: Pixel crop
絞り指標はありませんので、絞りの直径を半分くらいに絞ります。約F24で撮影するとj結構シャープになります。ISO1600 1/100s。ということはISO100だと1/6s。


Busch Stigmarlinse No5 F=350m/m + No4 F=280m/m (155mmF6.3)






F=6.3, Right: Pixel crop
Anastigmat Satzと言うだけあって、シャープです。このレンズに関する情報はVade mecum(本)以外にはありませんし、シリアルナンバーも刻印されていませんので製造年代は分かりません。多分1910年頃(明治43年頃)ではないかと思います。


Busch Stigmarlinse No4 F=280m/m + No2 F=185m/m (111mmF6.3)


F=6.3, Right; Pixel crop
レンズの組み合わせを変えても描写の傾向は同じです。レンズの交換はスクリューをぐるぐるまわさねばならず、面倒臭いです。同じSatzでもSatz Plasmatは1/4ひねりくらいで取り付けられたので画期的でした。


Busch Stigmarlinse No2 F=185m/m + No1 F=155m/m (85mm F6.3)











F=6.3, Right; Pixel crop
85mm F6.3は少し暗めですが、割と使いやすいです。そんなに神経質にならなくても、だいたいピントが合います。ピント合わせが難しい昔のカメラでも、楽に使えたと思います。


Voigtlander Wien No 3626




F3.6, Right: Pixel crop
F28とかF6.3の後でF3.6のレンズを使うと、F3.6の明るさが実感できます。


TAYLOR-HOBSON COOKE ANASTIGMAT No196069 3INCH SERIES O f/2









F=2.0, Right: Pixel crop
洋館の中は暗く、F2.0のレンズの出番です。画面にハイライトを入れないと、繊細で落ち着いた描写になります。明るい窓を画面に入れて、わざとコントラストを落とすこともできます。撮影者の腕試しとしては、なかなか良い環境だと思います。