2012.12.8 Ginza 銀座

Camera: EOS 5D Mark II
Voigtlander & Sohn in Wien No 3626
TAYLOR-HOBSON COOKE ANASTIGMAT No196069 3INCH SERIES O f/2
TAYLOR-HOBSON COOKE SPEED PANCHRO LENS No282574 75MM f/2
Voigtlander & Sohn in Wien und Braunschweig No 16869

松坂屋銀座店が建て替えのため来年8月で一旦閉店になるそうです。 松坂屋銀座店は大正13年に開業したそうでして、 その歴史をたどる「銀座とともに88年 銀座松坂屋回顧展」というイベントが行われています。この中で、 日本モダンガール協会が協賛する 「蓄音機の会」がありました、 昭和初期のレトロな音楽を蓄音機で再生するイベントです。 手回し式のポータブル蓄音機は全く電気を使わずにSPを再生。 結構音量が大きくて、割と騒々しいデパートの店内で30人以上の人がクリアに聞くことができました。 手巻きのゼンマイの力を使って回転数を一定に保つのは、時計やカメラのスローガバナーと同じ仕組みだと思われます 。鉄針はSPを一枚再生する減るので使い捨てだそうです。興味を引かれるメカでした。再生された曲は、銀座小唄、夜来香、若しも月給が上がったら、丘を越えて、青空、港が見える丘、青い山脈、など。


日本モダンガール協会


Voigtlander & Sohn in Wien No 3626





F=3.6, Right: Pixel crop
嘉永四年頃オーストリアのウイーンで製造されたポートレートレンズです。蛍光灯の下でも良く写ります。


TAYLOR-HOBSON COOKE ANASTIGMAT No196069 3INCH SERIES O f/2

















F=2.0, Right: Pixel crop
大正9年にイギリスで開発された最初のF2高速レンズ。Serias Oとしか刻印されていませんが、カタログにはOpicという名前で出ており、歴史書でもOpicという名前で登場します。このレンズは昭和8年頃に製造されたと思われます。映画用に使われていたようです。解像度が高く、繊細な描写。ただし、逆光でレンズに強い光線が全体が白っぽくなり、コントラストが落ちるので注意が必要です。


TAYLOR-HOBSON COOKE SPEED PANCHRO LENS No282574 75MM f/2












F=2.0, Right: Pixel crop
昭和6年頃開発された映画用のレンズ。ハリウッドで35mm映画用の標準レンズとして長年使われました。Opicは汎用のレンズでしたので大きなイメージサークルを持っていましたが、逆光でコントラストが低下するという問題がありました。Speed Panchroは35mm映画専用なので、イメージサークルを小さくすることができ、それと引き換えにコントラストを上げることができたのだと推測します。Opicのことを知る人は少なく、資料も全くなく、調査しがいのあるレンズです。


Voigtlander & Sohn in Wien und Braunschweig No 16869







F=4.0, Right; Pixel Crop
明治四年頃オーストリアまたはドイツで製造されたポートレートレンズ。日比谷公園は紅葉の盛りでした。