2012.11.25 Minka-en Opic Test 日本民家園オピックテスト

Camera: Canon EOS 5D Mark II
TAYLOR-HOBSON COOKE ANASTIGMAT No155968 3INCH SERIES O f/2
TAYLOR-HOBSON COOKE ANASTIGMAT No196069 3INCH SERIES O f/2
TAYLOR-HOBSON COOKE SPEED PANCHRO LENS No282574 75MM f/2
TAYLOR-HOBSON COOKE ANASTIGMAT No183063 4 1/4 INCH SERIES O f/2

Cooke Opic 3 inch2本、Opic 4 1/4 inch, Speed Panchro 3 inch の合計4本を日本民家園で比較テストしました。時間の関係で厳密なテストではありませんが、雰囲気の違いくらいは分かると思います。


TAYLOR-HOBSON COOKE ANASTIGMAT No155968 3INCH SERIES O f/2










F=2.0, Right: Pixel crop
前回の評価と同じで、若干収差はありますがコントラストは高いようです。


TAYLOR-HOBSON COOKE ANASTIGMAT No196069 3INCH SERIES O f/2







F=2.0, Right: Pixel crop
こちらも前回と同じで、シャープだが、全体にうっすらと霧がかかたような感じです。畳の部屋の写真は煙で白くなっています。


TAYLOR-HOBSON COOKE SPEED PANCHRO LENS No282574 75MM f/2









シャープでコントラストも高いですが、風景には人物の写真のような輝きは無いように思います。そもそも風景を絞り開放で撮影する必要はなく、絞って評価をすべきかもしれません。


TAYLOR-HOBSON COOKE ANASTIGMAT No183063 4 1/4 INCH SERIES O f/2





F=2.0, Right: Pixel crop
絞り開放ではソフトでいまひとつぱっとしませんが、映画用(多分60mmフィルム用だと思われます)の100mmレンズはどれもこんなものです。Dalmeyer Super-SixやAstro Gauss-Tacharなども同じような感じです。同じ100mmでも16mm映画用などのレンズは開放からシャープです。ということは、60mmのイメージサークルを確保するにはソフトになるのはやむを得ないということかもしれません。
ブローニーフィルムも60mmですが、中版カメラの100mm標準レンズはどれも巨大です。一方、映画用の100mmはどれも小型です。映画のカメラのサイズの制約上、レンズの小型化が必要で、開放でのシャープネスを犠牲にされたのかもしれません。
あるいは、映画フィルムは何度かディュープされるため、硬くなるのを見越して撮影時には故意に柔らかくしたのかもしれません。
はたまた、女優さんの肌を美しく見せるために少しソフトにしたのかもしれません。実際に60mmフィルムで映画を撮影した経験のある方に会ったら聞いてみようと思います。(上映用フィルムは70mmですが、撮影用のフィルムは60mmだそうです)