2012.7.21 Kyoto 京都

Camera: EOS 5D Mark II
BAUSCH & LOMB BALTAR 75mm f/2,3 MA3273
Voigtlander & Sohn in Wien No 3626

この日の京都は曇り時々豪雨。三条大橋西詰でいきなり大雨が降りだし、シュロ製品専門店の内藤両店で雨宿り。昔はシュロのたわしや箒を売る店がたくさんあったそうですが、今はここ一軒しかないそうです。築200年の店は、昔と変わらない佇まいです。料亭やお寺では今でも使われおり、国内で数人の職人さんが作っているそうです。

BALTAR 2.3/75mmはとても良く写ります。昭和18年の35mm映画用レンズで、スピードパンクロのコピーですから、戦前のレンズとしては最高級品だと思います。当時のレンズは映画用、写真用とも、アメリカでの使用量が圧倒的に多かったと思います。ところが、アメリカでは光学ガラスが作れず、ドイツからの輸入に頼るわけにもいかず、ボシュロムが製造に乗り出します。

ボシュ氏もロム氏もドイツからの移民です。ボシュ氏はドイツから眼鏡を輸入して販売しますが、赤字続きで金策に苦労します。大工のロム氏から投資を受けて、何とか事業を継続します。ロム氏は志願兵として南北戦争に出征し、その給料をボシュ氏に送金します。大尉にまで昇進したそうですので、そこそこの給料をもらっていたのだと思います。ボシュ氏は硬質ゴムを使ったメガネフレームで成功し、除隊したロム氏を約束通り共同経営者に迎えます。(ボシュロムの歴史


BAUSCH & LOMB BALTAR 75mm f/2,3 MA3273































F=2.3, Right: Pixel crop
撮影地は嵯峨野、伏見稲荷、祇園


Voigtlander & Sohn in Wien No 3626














F=3.6, Right: Pixel crop
何度か大雨に降られて、鞄もレンズもびしょ濡れです。レンズが曇ってしまいました。喫茶店に入ってしばらく放置すると曇りが消えましたが、外で雨に当たると再び曇ります。豪雨のせいで祇園の町から人影が消えましたので、早めに退散しました。