2009.5.9 50mm lens test in 民家園
先日作成した、”つまみ種12個入り”を使って、次の50mmクラスのレンズを比較してみました。首尾よく成功したかに思えたのですが、
後で写真を整理してみると、一部抜けがありました。終わる頃にやっと慣れてきたのでした。
Camera: EOS 5D, WB: Daylight, Shutter speed: Manual, Focus: Manual, all
other parameters fixed to same value
Apature full open for all lenses except some pictures by Nikkor 1.2/55
and Rikenon 1.4/55.
絞り開放:Nikon 1.2/55mmとRikenon 1.4/55mmはほかのレンズより明るいので、開放とF2.0の両方撮影したのですが、編集時にピントの良い方を採用したので、
作例によって開放だったりとF2.0だったりします。
今回は枚数があまりにも多いので、一枚の画像に12個のレンズの画像を全部入れることにしました。画像をクリックすると拡大できます。
画像は次のように並んでいます。
| Asahi TAKUMAR 1.8/55mm(M42) | CZ Biotar 2/58mm(M42) | CANON EF 1.8/50mm II(EF) |
| Fuji FUJINON 1.8/55mm(M42) | CZ Flexon 2/50mm(Praktina) | NIKKOR-SC 1.2/55mm(Nikon F) |
| Olympus F.ZUIKO 1.8/50mm(OM) | CZ Planar 1.8/50mm(SL35) | Meyer Primoplan 1.9/58mm(M42) |
| RIKENON 1.4/55mm(Singlex) | SEPTON 2/50mm(Deckel) | KERN-MACRO-SWITAR 1.8/50mm(Alpa) |
Sample 1

PrimoplanとFlexonとBiotarが少し黄色いですが、他に目立った差は感じられません。
Sample 1 Pixel Crop

中央の黄色い花にピントを合わせています。これくらいの距離でピントをビシッと合わせるのは難しいのですが、Takumarが良いような気もします。
このレンズには後玉周辺に剥離があり、ジャンクで五百円か千円くらいだったはずなのですが。
Sample 2

日陰のサンプル。Flexon写し忘れ。BiotarとPrimoplanの周辺のボケが怪しい(魅力的?)ですが、他に目立った差はなさそうです。
Switarが少し明るいのはシャッタースピードを間違えているせいかもしれません。
Sample 2 Pixel Crop

ピントがバラバラで比較しにくいですねぇ。Canonが力強くて一般受けしそうです。
Sample 3

真ん中の葉っぱが風で揺れ動くので、撮影しづらい。動かなくて、光線状態の変わらない物を撮影した方が比較しやすいです。
Sample 3 Pixel crop

Fujinon撮影忘れ。同じシャッタースピードなので、F1.8とF2.0のレンズの差が一応確認できます。後ボケはPrimoplanとSwitarが少し違うようですが、
他のレンズは皆同じ傾向のように見えます。
Sampe 4

Switarが少し明るいようですが、原因不明。
Sample 4 Pixel Crop

FujinonとRikenonがクラシックレンズ的な味わいを残しているように見えます。
Sample 5

50mmと55mmと58mmの焦点処理の差がはっきり分かって面白いです。
Sample 5 Pixel Crop

よく分からん。
Sample 6

疲れてきた。
Sample 6 Pixel crop

BiotarとFujinonのボケが大きいですね。F1.2のNikonと同じくらい大きいです。一方、FlexonとSeptonは小さい。
後ボケの大きさはレンズによらずF値で決まると思っていたのですが、そんなことはないようです。これはいったいどういうことかのか?
ちなみに、ボケている物体は瓦屋根です。
全体の感想としては、どのレンズも十分に優秀で、このような写真では(歪曲は見ていないので)、ほとんど差はないと思います。現在発売中のCanon EF 1.8/50mmIIが特に硬い描写というわけでもありません。50mm F2クラスのレンズが早くから完成されていた、ということを確認しただけのような気がします。 微妙な差に大いにこだわるべきタイプのレンズだと思います。