2008.2.3 Atami 熱海
中将姫光学さんと熱海に撮影に行ってきました。横浜と藤沢は雪だったのですが、熱海は雨。それも一時はどしゃぶり。そのせいで熱海の梅園は人影もまばら。やっぱり雪だとみんな家から出ないようです。カメラはEOS 10D。
COOKE ANASTIGMAT FOR TECHNICOLOR 35MM f/2
ASTRO ROSHER-KINO-PORTRAIT F:2.3 75mm
Summarex f=8,5cm 1:1,5 Ernst Leitz Wetzlar
撮影の順序は、長津田駅(雪)、中央林間駅(雪)、旧日向別邸 ブルーノ・タウト「熱海の家」、来宮神社、熱海梅園、熱海梅園内の中山晋平記念館、熱海梅園内の足湯。
旧日向別邸は要予約。土日祭日のみ開館。ブルーノ・タウト設計部分は撮影不可。
COOKE ANASTIGMAT FOR TECHNICOLOR 35MM f/2




F=2.0, Right:Pixel crop

F=2.0 for all pictures.
この時期は晴天なら大盛況の熱海梅園ですが、東京や横浜が雪のため、閑散としていました。入園無料。甘酒無料サービス。
足湯無料サービスと至れりつくせりです。採算は度外視して、とにかく熱海に人を呼ぼうという作戦らしいです。
熱海の方にはお気の毒な天候ですが、しっとりとした梅が楽しめました。
COOKE TECHNICOLOR 2.0/35mmはイメージサークルが小さいので35mmフルサイズのEOS
5Dでは周辺が大きくケラレるのですが、APS-Cの10Dでは全く問題ありません。カラーフィルムがない時代に、
白黒フィルムとフィルターを使ってカラーを実現したシステムにテクニカラーがあります。レンズとフィルムの間に
分光用の大きなプリズムがあるため、焦点距離の短いレンズが使えないので、逆望遠型のレンズがテーラーホブソンの
リーによって考案されました。これが最初の逆望遠レンズです。逆望遠とは、標準レンズの前にワイドコンバーターを
入れたレンズと思って間違いありません。後にアンジェニューがレトロフォーカスという名前で一眼レフ用の広角レンズを作り、ヒットしました。
35mmという短い焦点距離のわりには巨大なレンズで、ペンタ67のヘリコイドにしか入りません。
これが幸いし、レンズの前1cmくらいまでマクロがききます。開放では、ソフトな描写が楽しめます。
ASTRO ROSHER-KINO-PORTRAIT F:2.3 75mm

F=2.3, Right: Pixel crop

F=2.3 for all pictures.
ペッツバール型と断定したROSHER-KINO-PORTRAITです。中心はシャープで周辺はソフトです。APS-Cで大判写真のような効果が得られるので、とても楽しめます。
Summarex f=8,5cm 1:1,5 Ernst Leitz Wetzlar


雨でもいい味がでます。持参した他の2本が強烈に個性的なので、目立たないです。