明治6年のピントグラス用ルーペ

J. A. C. Murray 1873と書かれた真鍮製のルーペ。大判カメラのピントグラスにぴったりと押し付けて画像を拡大し、ピント合わせを行うためのものです。日本語ではピントルーペと呼ぶのだと思いますが、英語の名前が分かりません。とてもGoogleで検索しにくい物です。

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ヘリコイドが付いており、視度調整ができます。

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部品は5個。部品の加工精度が良く、スムーズに組み立てられます。

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J. A. C Murray 1873と書いてあります。多分明治6年に書かれたのだと思いますが、これがいったい製造メーカーの名前なのか、所有者の名前なのかは分かりません。

レンズ構成は2群2枚。前が平凸、後ろが凸平。倍率は4倍くらいで、シャープさは今のルーペとそんなに変わりません。

「明治6年のピントグラス用ルーペ」への4件のフィードバック

  1. 明日撮-鉄刺 さん、情報ありがとうございます。どのFocusing Magnifierも優雅な形で魅力的ですね。安いのを気長に集めてみようと思います。

  2. 英語でground glass focusing magnifier, focusing magnifier, magnifierと呼ばれています(古くは、focussing)。
    http://www.earlyphotography.co.uk/site/entry_M12.html
    Perken Son & Rayment , Newman & Guardia
    ご存知のようにピントは、オランダ語のbrandpunt(焦点 brand火 punt点)が語源らしく、Lupeは、ドイツ語です。
    2枚の平凸レンズの凸面が向き合う構成の光学系は、Ramsden eyepiece(ラムズデン接眼鏡)です。

  3. この前見てたのと同じものです。他にも二本ほどルーペが入荷していました。とても長いルーペはスピグラにフードを付けたままで使えそうな感じでした。

  4. ついに手に入れたのですね。
    真鍮らしい美しいアクセサリーですが、失くさないようお気をつけを。
    先日ヤンゴンの骨董屋に入ったらイギリス物がたくさんあったので、ルーペを友人が探しているというと裏から取ってきたのは巨大な望遠鏡で、何とかマリンと刻印のある海軍仕様でした。
    やはりルーペとかマグニファイヤとか通じているようで、理解してもらうのは難しかったです。

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