露出時間

歴史的レンズをデジカメで使う時には、レンズの性能を知るため、ブレを極端に嫌っていました。そのため1/1000秒以下の高速シャッターを切っていました。

歴史的レンズをDeardorff 8×10で使う時には、シャッターがありませんので、キャップを使って1秒程度のシャッターを切るしかありません。レンズの前にソルントン(ローラーブラインド)シャッターを取り付けるという手はありますが、まだ試していません。(直径10cmを超す太いレンズやら、細いレンズやらに対応し、かつ8×10でケられないようにするのは、それなりに投資と工夫が必要だと思われます)

最近、露出時間によって写真の作風が変わってしまう、ということに気づきました。風景だったら1/1000秒でも1秒でもそんなに変わらないと思いますが、ポートレートではどうしても作風が変わります。

まず、モデルさんに1秒間静止してもらうようお願いする必要があります。すくには理解してもらえないので、説明しながら撮影します。話が聞こえる距離での撮影になり、あまり遠く離れるとはありません。また、特殊な顔を一秒維持することは難しいので、必然的に普通の顔になります。このような事情から、1秒露出のポートレートはどれも似たような構図、似たような表情になります。ある程度のブレは避けられないので、気にしてもしかたありません。逆に適度なブレが、顔の皺やシミを隠してしまいますので、評判は良いかもしれません。

1/1000秒の写真は、特に何の制約もないので自由に撮れます。ポートレートでもバラエティーに富んだ写真が撮れます。ただ、歴史的レンズが趣味の人は「制約が好き」という場合が多いので「制約がなさすぎる」というのが欠点になります。

「露出時間」への2件のフィードバック

  1. ありがとうございます。一応ジナーシャッターや他のローラーブラインドシャッターを検討しているのですが、特殊なレンズが使いたいので、なかなか難しいですね。シュバリエやJaminの場合とても太いので75mmのジナーシャッターには入りません。もうちょっと探してみます。
    現在はF22、1秒程度の露出が多いですが、それでもピントは薄く、被写体が少し前後に動いただけでピンボケです。もちろんカメラブレも被写体ブレもあります。それ以上に深刻なのが二重露光、未露光の類の失敗です。なかなかシートフィルムの管理には慣れません。もうちょっと修業します。

  2. 1/1000なら4x5ですがスピグラがあります。
    1/60までなら、ジナーシャッターがあります。Deardorffにアダプターをつけて取り付けられます。
    4x5は、手持ち撮影で結構自由な撮影をしています。距離計なしでも撮れるようになりました。

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