Deardorff 8×10 V8 Camera

ラバーン・F・ディアドルフは1923年(大正12年)から手作りで8x10インチの大型カメラの製造をはじめました。1925年までに約230台製造されたフロントスイングのない初期型をV8型と呼ぶそうです。

d1たたんだ状態

d2板ばねのフックをはずすだけで簡単に開けることができます。

d3

前の板を倒すと、レンズボードがおじぎをした状態で現れます。

d4

レンズボードを引き起こしてネジをしめると撮影可能になります。d7フロントのフレーム下部が木製で、スイング機能がないため、比較的軽量です。

d6MFD. BY L.F. DEARDORFF & SONS CHICAGO, ILL.

初期のディアドルフにはシリアルナンバーが付いていないようです。多分1924年か1925年の製造だと思います。このころはデトロイトでフォードT型が大量に生産されていた時代です。シカゴも数年後に起こる世界恐慌の前のバブル景気だったのかもしれません。

 

「Deardorff 8×10 V8 Camera」への2件のフィードバック

  1. ディアドルフは名前からしてドイツ製かと思っていましたが、アメリカで作られていたのですか。
    この頃のシカゴというと、禁酒法のアルカポネとも関係がありそうではないですか。
    ギャングのポートレイトを撮影して来たカメラかも知れませんね。

コメントは停止中です。