フィルム再デジタル化

一月にデジタル化した鎌倉の写真はあまりにもひどかったので、再デジタル化しました。ポイントはデジカメで複写したRAW現像時のトーンカーブを対数からリニアに変えたことです。

e4

ネガフィルム上では暗い所(アンバーのところ)に諧調が詰まっています。しかし、以前にデジカメで複写した時には、フィルムの暗い所に十分な諧調が割り当てられなかったため、こんな画像になってしまいました。

e4l

RAW現像時に   「リニア」を選択すると、ネガの暗部に諧調が割り当てられ、反転時に正しい諧調になります。

e4s

以前の拡大図。顔を明るくすることができませんでした。

e4ls

再デジタル化した拡大図。顔が明るく描写されています。二絞りくらい露出アンダーのネガですが、正しくデジタル化すれば救済可能であることが分かりました。

この場合、機材は何も変えていません。ただ複写する人の認識が変わっただけで、こんなに出力が変わるのです。写真に限らず、音楽でも同様のことが起こりそうです。リマスタリングで音が良くなる理由が分かったような気がします。