SUMMAR 2/50mm

Summar f=5cm 1:2 No 199237

1934年(昭和9年)に製造されたレンズ。これも中将姫光学さんからの借用品。IIIcsummar

私のSummarはレンズ前面の拭き傷が原因でぼんやりした写りです。しかし、借用したこのレンズは傷もなく大変クリアな写りをします。ただし、一番後ろのレンズの内側がかなり曇っていました。曇っている状態でもフィルムだとよく写ったのですが、多分デジタルだと問題になると思い、分解清掃。(中将姫さん、勝手に分解清掃してすみません。事後報告です)その結果すっかりきれいになり、完ぺきな描写が期待できます。

沈胴Summarは直径約0.8mmの小さないもネジで組み立てられています。一番後ろのレンズを外すには、ます平先イモネジを一本抜きます。

続いて、沈胴レンズを引き出した時のストッパー金具をはずし、その中のレンズをコンパスで引き抜きます。これが非常に硬くて回らない。専用のレンチがあればいいのですが、コンパスだと苦労します。

これでやっとレンズの内側がはずせましたので、拭いて元に戻します。このイモネジは細いので無理に力を入れて回すと頭が折れてしまいます。折れると抜き出すのが大変です。私も実際折ってしまい、よく写らない私のSummarのネジを流用しました。

ネジの頭が折れる原因は、このネジの小ささです。あまりに小さくて1mmのマイナスドライバーの頭にうまく乗せることができず、落としてばかり。変なところに落とすと探すのが大変。穴に入ったと思って慌てて締めると折れます。

イモネジがうまく入らず悩んだ結果、いい方法を思い付きました。ドライバーの先にちょっとだけ合成ゴム系の接着剤を付けておくのです。そうすると、ドライバからネジが落ちず、スムーズに締められます。

 

「SUMMAR 2/50mm」への2件のフィードバック

  1. たまたまジャンクのSummarが手元にあったのでよかったです。完ぺきな状態になりましたので、しばらく使わせてもらいます。

  2. ズマールにくもりが出ているのには気付いていませんでした。
    クリーニングしていただき、いろいろとありがとうございました。
    ネジを破損させてしまい申し訳なかったのですが、そこから破損を防ぐ方法を見出すとは、さすがだなと感心しています。

    ズマールの写りですが、とてもシャープながら、やはり独特の柔らかさのようなものがありますね。
    高知や佐賀のお嬢さんたちがとてもよい感じです。

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