RERAPAN 100-127銀塩プリント

かわうそ商店のベスト判白黒ネガフィルムRERAPAN 100-127のネガを見たとき、粒状性も諧調も気に入らなかったのですが、試しに銀塩でプリントしてもらったところ、ほぼ完ぺきなプリントができてきました。キャビネサイズの半光沢紙にフジフィルムの標準的な機械プリントをしてもらいました。

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ネガを直接見ると目立つ粒状性の悪さ、諧調のなさ、などの欠点は消えて、なめらかなプリントになりました。

 

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拡大するとこんな感じです。やはり、ネガフィルムは銀塩プリントした時に良くなるようになっているので、プリントせずに評価をしてはいけないようです。

古い白黒ネガに残った写真を、新たに写真集として出版する時、直接ネガをスキャンするより、銀塩プリントした紙をスキャンするのだそうです。この例で、その理由がよく分かりました。

しかしながら、今ご覧いただいた写真はデジカメで複写したものであり、実際のプリントよりはかなりアラが目立ちます。人間の目はデジカメほどには細かいところが見えないせいだと思います。

銀塩プリントという化学現象を画像編集である程度再現することはできます。単にボカシをかければいいようです。ですから、銀塩のフィルムまたはプリントをデジカメで複写してそのままWebに載せるのは無理があるようです。ボカシなどの必要な画像処理を行ってからWebに掲載した方が実際に近いと思います。

「RERAPAN 100-127銀塩プリント」への2件のフィードバック

  1. 右端のクリスさんが切れているのが残念です。Nache Exaktaのファインダーでは端の方は見にくくて、クリスさんは見えていませんでした。
    モノクロフィルムの場合、色彩がないぶん人物の姿勢や表情に集中できるのかもしれません。それに、この写真に写っている方々は、きっと自宅の鏡で昔風に写る練習をされているはずです。

  2. このサイズで見てもとても好いように感じます。
    背景の建物も大正のモダンなビルヂングのように見えるのですから、モノクロフィルムは力があるのだと感心しました。
    人物それぞれが胸を張った好い姿勢・好い表情なので、それも古写真風な雰囲気を高めているのかも知れません。

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