橋口譲二

以前はほとんど他人写真集を見ることはなかったのですが、最近ちょっとずつ写真集や写真展を見るようにしています。最初にいいなぁと思ったのはイギリスで湿板コロジオン法の時代に撮影を行ったマーガレット・キャメロン。この人が使っていたと言われるJaminのレンズを入手し、何とか似たような写真を撮ろうと思って大判を始めました。その後、特に気に入った写真家が見つからなかったのですが、図書館でなんとなく手に取った橋口譲二のCoupleに感銘を受けました。写真はもちろんですが、インタビューでその日の朝に食べたものなどを聞いているのが面白かったです。初めて会った人々から色々と話を聞いて、その後で真正面から写真を一枚撮る、という手法は私がやろうとしているのと同じです。非常にプライベートな話をよく聞き出せたものだなぁ、と感心しました。

見た写真集は次の通り。Coupleが一番印象に残りました。

  • Couple、文藝春秋、1992年
  • 職 1991~1995 WORK、メディア・ファクトリー、1996年
  • 夢 Dream、メディア・ファクトリー、1997年

「橋口譲二」への2件のフィードバック

  1. 人物を正面から撮っています。私が最近好んでいる構図と同じです。モノクロで、かなり絞り込んでバックまでシャープに写しています。名前、その日の朝食、月収、Coupleの場合にはなれそめ、など思い切ってプライバシーに踏み込んだアンケートが掲載されています。この文章が面白いです。

  2. かなり昔に橋口氏のベルリンの本を読んで、旅の影響を受けたのですか、写真はモノクロだったことは覚えていますが、どんなだったか思い出せません。
    記者から転身した社会派だったような気がするのですが。

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