8×10 Plate Holder

つ8×10のホルダーは一種類しかないと思い込んでいたのですが、実は二種類あるようです。フィルムホルダーは一種類なのですが、プレートホルダー(乾板用)があったのでした。とても安かったので9枚買ったのですが、開けてびっくり、プレートホルダー(乾板用)でした。

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下がフィルムホルダー。上がプレートホルダー。外形は同じです。

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第一の違い: プレート用(上)にはフィルム用のガイド(下)がありません。フィルムを入れても引き蓋を引いた瞬間に脱落してしまいます。ガラス乾板は硬くて曲がらないため、ガイドがなくても脱落しません。その前にガイドがあるとガラス乾板はホルダーに入りません。

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そもそも商品名がプレートホルダーでした。実物を見てはじめてその意味が分かりました。

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ロチェスターのコダックで製造されました。

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第二の違い: ホルダーの厚みが違う。フィルム用が14.9mm程度なのに対し、プレート用は17.6mmあります。その差2.7mm。

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第三の違い: フィルムホルダーの引き蓋の材質が通常ベークライトか金属であるのに対し、プレートホルダー用はボール紙製が主流のようです。5枚ほどベークライト製の引き蓋がありましたが、これは後の時代に交換されたものだと思います。ボール紙製の引き蓋は劣化が激しく、簡単に折れてしまい、使えません。

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これがベークライト製の引き蓋。取っ手が金属製です。

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ボール紙製の引き蓋。取っ手が木製です。

8×10にガラス乾板は現在入手できませんので、湿板コロジオン法で使う以外には使えません。

ガラス乾板用のホルダーを間違って買わない方法をまとめると、

1. フィルム用のガイドがあること

2. 厚みが14.9mmほどの薄型であること

3. 引き蓋の取っ手が金属製であること。木製の場合にはボール紙製で壊れやすい。

「8×10 Plate Holder」への4件のフィードバック

  1. 私の持っている木製のフィルムホルダーを調べたら、ピントグラスの位置と合っていないようです。ピントグラスの位置を1mmほど後ろに下げようと思います。ただ、今の状態でもピントがうまく合う場合もありますので、フィルムがホルダーの中で動いて、手前にあったり奥にあったりするのだと思います。

  2. なるほど。eBayで8×10のfilm sheathが一組だけ売られていました。これをプレートホルダーに取り付ければフィルムで撮影できるわけですね。数を確保できなさそうなので、1mm厚程度の鉄板、アルミあるいはアクリルで自作した方がいいかもしれませんね。(平面性を確保するのが難しそうですが)

  3. シート(カット)フィルムガイドのついた金属板は、film sheathフィルムシース(鞘)と呼ばれています。

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